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『到着時刻をSMSでお知らせ』の欠点

おはようございます!

今日は1月29日発行シルバー新報面
〜到着時刻SMSでお知らせ、ヘルパー訪問やデイの送迎に〜

についてです。


【今回の記事のまとめ】


☑️パソナの子会社、ビーウィズは利用者宅への訪問前にヘルパーなどの到着予定時刻を知らせるアプリ『ドコビジタ』を昨年から提供している。
☑️ドライバーがアプリをインストールし、訪問先の住所、電話番号の入力すると、利用者さんにSMSでメッセージが送られる。メッセージ内のURLに利用者がアクセスすると、ドライバーの位置情報と到着予定時刻がひょうされる。


以上のまとめを踏まえて私見です↓


今回はICTの内容です。


今回のアプリに関しては実用性が高いとは言えず、その問題点について考えてみたいと思います。

このアプリは、もともと家電や大型家具などの配送、修理を行う企業、顧客のために開発されました。

『クロネコメール』のような感じでしょうか。

若者向けならいいでしょう。でも、高齢者向けにするにはかなり問題がありますよね。

一つはSMSのURLをクリックする手間、もう一つはコンピューターウイルス感染のリスクです。

まず、クリックする手間ですが、『電話して』と言われるのがオチです。

家でYouTubeみながら、あれやこれやしてるからメッセージの方が楽と思えますが、連絡を待ってる高齢者の方には電話を超えるものはありません。

強いて言うならスマートスピーカーの活用で、メッセージをスピーカーが読み上げてくれるならドライバーも利用者さんも楽になるかも知れませんね。


あとはコンピューターウイルスのリスクです。


コンピューターウイルスの対策ってほぼ携帯会社だったり、アプリがやってくれています。
docomoやLINEが対策してくれてるんですよね。

しかし、SMSはまだ無法地帯で、ウイルス対策がしにくいツールになっています。

SMSのコンピューターウイルスのリスクはかなり高く、携帯本体が使えなくなったり、携帯の中の情報を引き抜かれたりします。

ドライバーからのメッセージと間違って、他のSMSをクリックしてしまった…なんてことに注意が必要で、詐欺のリスクだってあります。

このシステムを作ったのは人材派遣で有名なパソナですからね…。

もっと考えて欲しかったなー。


では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

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