見出し画像

ケアマネは葬儀までは決められない

おはようございます!

今日は【9月11日発行シルバー新報4面-『完結葬』で葬儀ビジネスに一石-】についてです。

ーーーーーーーーーーーーー
↓今回の記事のまとめ↓
ーーーーーーーーーーーーー

☑️浄土真宗本願寺派の僧侶、釈清浄さんは『完結葬』という新しい葬儀、供養の形を昨年8月から始め、普及に努めている。
☑️告別式などの儀式を一切行わず、病院などから直接火葬場に運ばれる直葬で、僧侶は読経後も残り、遺族とともに故人を偲び、法話を行う。
☑️火葬後は遺骨を寺が引き取り、初七日、四十九日、初盆などの一連の法要は3回忌まで寺で行われる。費用はすべての布施を含んで12万円である。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
▽ケアマネは葬儀までは決められない
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

記事の葬儀ビジネスという言葉からは否定的なニュアンスも感じられますが、基本的にお金が回らないと何もできないので、どうしてもビジネスの要素は必要だと思います。

その中で市町村は『規格葬儀』という必要最低限の内容で費用はいくらというのを定めていて、安心して葬儀ができるように努めています。だいたい費用は20万円前後でしょうか。

どのような葬儀にするかはそれぞれなので、ビジネスの要素を踏まえ、立派で高価な葬儀屋さんがあってもいいのかなと思います。

ーーーーーーーーーーーーー
利用者さんの葬儀を経験して
ーーーーーーーーーーーーー

担当の利用者さんがお亡くなりになり、唯一の親族の奥様が認知症のため、葬儀の決定の場に同席したことがあります。

個別の内容になるのでここでは詳しく記載しませんが、規格葬儀などの最低限の内容が決めてあるのは助かりますが、奥様の隣にいた立場として、今でもあの法要の仕方で良かったのかなと思い出す時があります。

人生会議のポスターが問題となり、予め望む医療やケアについて話し合っておく重要性について一時期話題となりました。

大事だと思います。

ただ、ケアマネが参加し、利用者さんの人生会議を重ねても、葬儀の仕方を決めるのは難しいと思います。

『簡単でいいって言っておられました。』

その『簡単』を決めることができない。

それこそ見積もりを出すレベルまで話し合っておかないといけないなと感じました。

と、言うように全部、なんでも事前に決めておこう…となってしまいます。

そこで、記事の葬儀は僧侶の方に法要の仕方を任せる形になっています。しかも規格葬儀よりも安価の12万円。葬儀の選択肢の一つとして普及して欲しいなと思います。

では、いってらっしゃい!

#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #人生会議 #完結葬

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?