ヤングケアラーに学ぶこと
おはようございます!
今日は1月29日発行シルバー新報⑤面
〜ヤングケアラーの経験に光を〜
についてです。
【今回の記事のまとめ】
☑️近年、18歳未満で家族をケアしているヤングケアラーへの関心が高まっている。埼玉県内の高校二年生を対象にした調査では、約25人に1人がヤングケアラーであることがわかった。
☑️ヤングケアラーの研究の第一人者である成蹊大学の澁谷教授は、学校の場での支援の必要性やケアの経験を歩の面だけでなくプラスの面にも光を当てていきたいと考える。
☑️『ヤングケアラー わたしの語り』という本を昨年秋に出版し、ヤングケアラーのロールモデルになればとの思いがある一方で、本を読んだヤングケアラーからは、“ケアを美談に仕立てて欲しくない“と言った様々な意見もある。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
今回はヤングケアラーに関する内容です。
以前にもヤングケアラーの投稿はしましたが、その時は、『ヤングケアラーサポーターの養成』というタイトルで、認知症サポーターの『オレンジリング』と同じようにヤングケアラーサポーターに『ブルーリング』を配るなど、その養成と周知の重要性について書きました。
今回の記事の内容で感じたのは、ヤングケアラーと向き合うことって実は介護の核心じゃないの?、ということです。
ヤングケアラーの研究をされている澁谷教授が発行する本を読んで、“美談にしてほしくない”と実際のヤングケアラーの方は感想を持ったそうです。
深いですよね。
光を当てられた時の陰というか、特別扱いされることの抵抗、簡単に語られたくない想いなど色々な想いがあるんだろうなと思います。
多感な時期を生きるヤングケアラーに対する支援は、決まった答えがなく、だからこそ純粋な介護に対する気持ちに触れることができるように思います。
年金目当てのために長生きしてほしいとか、嫁姑関係だからとか、周りの目が気になるから施設に入って欲しいとかそういうのがないと思うんですよね。
また、スマホやテクノロジーを使いこなしたり、空いた時間を上手く使おうとするヤングケアラーの要望には、介護業界を前に進めるヒントもありそうな気がします。
ヤングケアラーに寄り添うこと、実態を知ることは、支援者にとって、学ぶべきことが多くありそうです。
ヤングケアラーのことは、勉強して、定期的に投稿できたらと思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報
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