直行直帰の習慣に終止符を!?
おはようございます!
今日は【11月20日発行シルバー新報4面-ヘルパーなくして地域包括ケア成り立たず 業界一丸で『働き方改革』を-】についてです。
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↓今回の記事のまとめ↓
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今回の記事では、暮らしネット・えん代表の小島美里さんが、訪問介護崩壊の危機を救え!という内容で緊急提言された記事についてまとめてみたいと思います。
色々な提言をされているので、興味がある方はシルバー新報を呼んで頂きたいと思います。
色々な提言の中の一つに
『直行直帰の習慣が人員不足の一つの原因であり、直行直帰の習慣に終止符を打つべき』
と提言されています。
その理由をまとめると
☑️直行直帰型の働き方では、移動時間や報告の時間が保証されていないことや担当している利用者が終了休止になれば収入がなくなる。
☑️一貫した教育ができない。
☑️訪問介護より介護職員の方が求人が集まるのは拘束時間を保障されているからだ。
とされています。
一方で、時間拘束型の利点として
☑️事務所にいる時間でサービス提供責任者の補助などを行うことで、業務全体の理解が進み、モチベーションが高くなる。
☑️給料が安定する。
という利点を示されています。
実際に小島さんの訪問介護事業所では、就労者に常勤、時間拘束型、直行直帰型のどれかを選択できるようにしているようですが、時間拘束型がほとんどだそうです。
割合が多いのは時間拘束型として働きたい人が小島さんのところに集まってるからだと思いますが、地域に働く選択肢が色々あることはいいことだと思います。
ただし、僕は直行直帰こそ訪問介護の売りだと思います。
せっかくこのコロナ禍で直行直帰の流れが来てるのに、売りを潰す方が働き手を減らすように思います。
(もちろん働き方の選択肢は多い方がいいと思います。)
コロナ禍以外に直行直帰型が売りとなるもう一つの流れはAIやICTの進歩です。
AIやICTが発展していくと何が起こるかというと『管理職が不要』になることです。
シフトの調整や指示、連絡系統が自動化することで、必要なサービス提供責任者の数は減り、社員はステーションに一人で、今の所長の役割はエリアマネージャーのようになるかも知れません。
そんな中で相性がいいのは直行直帰型です。
以前の投稿でも書きましたが『ウーバーケア』ですよね。
いまのウーバーイーツと比較して、『ウーバーケア』の報酬の方が高かったり、仕事内容が社会貢献に繋がっていることをアピールできれば、働く人が増えると思います。
そうやって介護の仕事をする人の裾野を広げるべきなので、直行直帰型は求人募集にとって大事な要素だと思います。
まずは訪問介護がスマホでできる仕事になることから始めないとダメかなと思います。
時間を拘束されて、事務所に行って、パソコンいじって…なんてこれからやりたい人出てこないと思いますね。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報
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