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ケアマネの逓減性の緩和について

おはようございます!

今日は【11月28日発行シルバー新報2面-ケアマネ逓減性 45件で適用に緩和-】についてです。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️厚生労働省は、26日介護支援専門が一定件数を超えると報酬が下がる逓減性について、現行の40件から45件に緩和する案を社会保障審議会…分科会に提案した。
☑️情報共有ができるチャット機能のアプリを備えたスマホやタブレットを活用したり、事務職員を配置している場合は、労働投入時間が短く、平均取扱件数が多いとして、これらを緩和の要件とする。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽ケアマネの逓減性の緩和について
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今回も介護報酬改定に関する記事です。

ケアマネジャーの逓減性に関する内容で、以前にも同じような報道があったので、逓減性の緩和は実現するように思います。

逓減性の緩和については、詳しくは『ケアマネを続ける人たち』でも書いていますが、単に業務を増やすだけなので、適切にケアマネを評価するのであれば、基本報酬の引き上げをして欲しいなと思います。

緩和の条件として、情報共有のチャットアプリの活用…とありますが、僕はこれに関しては否定的です。

チャットは便利かも知れませんが、運用の仕方によってはケアマネが逃げ場もない立場になりかねないなと思います。


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共有するのはプランと予定、実績だけでいい
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チャットアプリをどのように使うか、その方向性はわかりませんが、ただでさえ何でも屋になってしまうケアマネと、チャットアプリで繋がればろくなことはないだろうなと思います。

連絡方法をチャットにすることはいいと思います。

でも、ケアマネって

呼んだら来てくれる。
伝えたら動いてくれる。
叩けば応えてくれる。

そんな風潮がありますよね。

他の職種と違って、ケアマネの業務は、サービス提供のように時間の制限はなく、老計10号のようにサービス内容が規定されている訳ではありません。

ケアマネの業務は、個人で線引きするしかないんです。

昔、野球のダルビッシュ投手がオンラインサロンを開設された時に、サロンメンバーから『お金払って登録してるんだからいつでも質問に答えて当然』という雰囲気があって辞めたという話を聞いたことがあります。

立場は全然違いますが、ケアマネも『報酬もらってんねんから、土日でも返事があって当然…』というようにはなって欲しくないなと思います。

本当にケアマネの業務軽減を目指すのであれば、チャットとかより、プランやサービス提供票、実績を共有することができ、そのまま給付管理できるようにするとかですよね。

共有するのは、プラン、提供票、実績くらいで問題ありません。

逓減性の緩和の方向性が、ケアマネの首を絞めるような設計であってはならないと思います。



では、いってらっしゃい!




#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

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