デイ利用中にコンビニでバイトができる
おはようございます!
今日は【8月7日発行シルバー新報-8面-コンビニで働けるデイサービス】について取り上げたいと思います。
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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️千葉県にある地域密着型デイサービス『やすらぎの森 前原』では希望する利用者が日中活動の場としてコンビニで品出しや清掃などの業務を行なっている。
☑️あくまで有償ボランティアとしてはたらくが、1時間の業務を3回行うと1000円分の商品券がもらえる。
以上の記事のまとめを踏まえて私見です↓
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▽デイ利用中にコンビニでバイト!?
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昨日に引き続き、デイの拡張した機能について取り上げます。昨日の投稿をまだ読んでない方は是非、『ヘルパーさんに何でも頼む風潮について』をご覧ください。
デイの利用中に軽度要介護者がコンビニで働き、対価を得ることができるという地域密着型サービスがオープンしたそうです。
今までも『デイの利用中に割り箸やしゃもじを作成し、道の駅で販売、売れたら利用者さんに還元する』という取り組みは読んだことがありました。調べるともっと他にもありそうです。
『施設内にパチンコ台を置いて男性利用者さんの人気を得た』というのもありですが、デイサービスの利用を社会参加としてケアプランに位置づけしているケアマネジャーとしては物足りなさを感じていました。
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障がい福祉サービスとの歩みより
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介護保険の制度と障がい福祉サービスについては、最近では『65歳問題』(またいつか書きたいと思います)や相談支援専門員の登場、共生型サービスの指定など、お互いの制度が歩みよりを見せています。
相談支援専門員がケアマネっぽくなったり、デイサービスが生活介護や就労移行支援の要素を取り入れたりするのは大きな流れとしては自然なことのように思います。
突然ですが相談支援専門員の計画って見たことがありますか??あの計画って面白いですよね!
『彼氏に認めてもらうために家を掃除したい』でも立派なニーズなんです。そんな個人的な想いでも自立生活支援のサービスが立てれるんですね。是非応援したくなる)。
介護保険のケアプランで個人の私的な想いをメインに位置付けることってなかなか難しいですよね。
その背景にはそれを実現させる社会資源が介護保険には少ないということもありそうです。
『バイトして孫にお祝いを送りたいからデイに通う』なんてニーズを立てたら、何回もモニタリングしてしまいそうです。
デイサービスの機能の拡張は、高齢者のニーズを個別に充足させ、ケアプランの幅を広げてくれるように思います。提案することが増えるのは楽しみですよね。
ではいってらっしゃい!
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