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財源を介護保険に依存しないサービス

おはようございます!

今日は【10月9日発行シルバー新報6面-生活支援付き移動スーパー開店へ-】についてです。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️千葉県、茨城県で民間患者移送、在宅介護事業を行う水郷エスコートは千葉県香取市を中心に移動スーパー『SIESTA』のオープンに向け、テスト運用を開始した。
☑️食料品や洗剤など約200種類の品揃えを準備し、山間部のスーパーが少ない地域を対象に展開を行う。
☑️スタッフは在宅介護の手の空いたスタッフが伺い、30分程度の支援なら500円、ゴミ出しなど10分程度なら100円のワンコインサービスも同時に行う。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽財源を介護保険に依存しないサービス
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今回の記事は、山間部などスーパーが少ない地域を対象に販売車が生活用品の販売する移動スーパーに関する内容の記事です。

この地域は買い物をするのに3000円ほどのタクシー代を毎回払って買い物しているような地域だそうです。

このスーパーのいいところは在宅介護事業所が運営しているところです。

販売者は物品を運んでるのではなく、ヘルパーさんという人材を運んでいます。

現地での介護サービスの提供は、ワンコインサービスなのでおそらくそれだけでは利益はでず、このスーパーのお客さんを増やす広告のような感じで、収益のメインは商品の販売だと思います。

しかし、やっていることは紛れもなく生活援助や身体介護などの介護サービスです。

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介護保険か自費か、以外の方法を作る
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この事業を一般的なスーパーがやろうと思えば売り上げが目的なので、割に合わない事業だと思います。

でも介護事業としては、スタッフのモチベーションや事業のイメージ、財源を公的な資金だけに頼らない設計ができることはプラスだと思います。

どんな事業でもお金は必要です。
綺麗事を言ってもお金を集めなければ事業は成り立ちません。
その中で介護保険の公的な報酬だけに頼らず、事業を展開しようとする試みはこれからもっと増えて欲しいと思います。

でないと介護保険制度は破綻します。

この事業所のしていることのいく先は新しい介護サービスの形なんじゃないかなと思います。

是非こういう事業が増えて欲しいですね。

では、いってらっしゃい!

#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #移動スーパー

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