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AIで居宅をモニタリング

おはようございます!

今日は12月4日発行シルバー新報④面
〜AIで居宅内をモニタリング〜

についてです。

【今回の記事のまとめ】

☑️ウェルモは東京電力パワーグリッドなどと共同開発している『電力、センサー情報を用いた居宅内モニタリングシステム』の実証実験を福岡市内で開始した。

以上のまとめを踏まえて私見です↓


自宅内の家電利用データをAIの技術でモニタリングを行い、生活の行動をアセスメントしたり、異常を発見するシステムの実証実験を開始したそうです。

このシステムは、ご家族への異常通知、ケアマネへのレポートの送信のほか、ログインすればチャットも使えるシステムだそうです。

『こんなことできたらいいのにな』が現実になってきそうですが、プライバシーに関わるシステムなので、運用方法のルールを決めることが一番大事だと思います。

以前『カメラによる見守りの賛否』で同じような内容を投稿しましたが、このようなシステムは例外的な対応として、話を進めるといいと思います。

まずはサービス担当者会議を開催し、運用の是非についてそれぞれの意見、意向の確認、記録を残します。

実際の進め方としては、『身体拘束の条件』のように話を進めるとまとまりやすいと思います。

身体拘束の条件を例にすると
①切迫性②非代替性③一時性の三つです。

このような条件がプライバシーに関わるICTの運用についても決めてあればスムーズですよね。

僕は次のような三つを考えてみました。

①意向が確認できていること
(本人またはご家族、後見人などの意向があることが原則)
②補助的であること
(システムがメインではなく、人による監視がメインでシステムは補助的に扱われること)
③データの機密性が確保されていること
(データの漏洩がないことや見ることができる権限が明確に分けることができること)


の三つです。

まだこのようなICTのシステムを僕は使ったことがなく、議論したことはありませんが、いつかのためにまとめてみました。

ICTの発展はプライバシーに関わることも少なくなく、『色々なルールを決めること』がこれからケアマネの業務として増えそうですね。

もし、議論したことがある人がいれば、色々教えて欲しいなと思います。


では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

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