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2020年「いいな・・・!」と思った曲たち

この年末はまとめ記事をたくさん更新していますが、まとめシリーズもこれで最後。今回は今年聴いて「いいな・・・!」と思った曲を紹介していきたいと思います。
いいなと思ったポイントは結構様々で、しかも正直言って言語化できるかどうかも分からないのですが、本当におすすめしたい曲をチョイスしたので、良さが伝わるように頑張りたいと思います。

年末年始のちょっとした瞬間に楽しんでもらえると嬉しいです。
ではいきましょう!

Part.2:SASUKE

この曲は今年一番たまげた。
歌っているSASUKEさんは2003年生まれの現在高校生。
この若さでこんなイケてる音楽を作るのかとびっくりしました。

リズミカルなトラックに、グルーヴ感たっぷりな歌と、テンションをあげたいときにピッタリな曲。
MVでありとあらゆる楽器を使っているのにも驚きです。
もう言葉が不要なくらいに大好きで、多くの人に聴いてもらいたいと勝手に思っている曲です。

他の曲もいい曲ばかりで、今後が楽しみなトラックメイカーですね。

Who I am:miwa

miwaさんの曲は、聴いている人に寄り添ってくれる曲がたくさんあると思うのですが、『Who I am』もそのうちの一つ。
2020年9月に下北沢LOFTで行われた『miwa live at 下北沢LOFT 〜Remote acoguissimo〜』で、弾き語りverが披露されたのですが、その時にめちゃめちゃ心に滲みたんですよね。

心が折れそうなとき 君のそばには君がいる
誇れるように 進め前へ I know that you will find you...

ちょうど色んな事にモヤモヤしている時に聴いた、このサビの歌詞がすごく助けになりました。
大変なことがあっても、自分だけは自分のことを認めてあげないとなと思います。まぁなかなか苦手なんですけどね。
落ちサビの歌詞にある『I know who i am』という言葉は胸にしまっておきたい言葉になりました。

アコギ のサウンドとメッセージ性の強い歌詞がすごくマッチしていて、miwaさんの真骨頂とも言える曲だと思います。これだからmiwaファンはやめられない。

ユートピアをさがして:学園祭学園

大好きな学園祭学園さんの2020年1月発売のアルバム『ユートピアだより』のリード曲。
とても明るいサンバ調の曲で、聴いているだけで楽しい気分になります。
これもテンションを上げたい時によく聴きますね。パーカッションがたくさん入っていて気持ち良いんですよ。

ただし、歌詞をよく聴いてみると結構後ろ向き。
そのギャップも大好きなんですよね。

三段式ロケットで 切り離された君をさがしてる

二番サビのこの歌詞とか最高です。
是非二番全体の歌詞を照らし合わせて、お楽しみください。

あすのイヴ:学園祭学園

こちらも『ユートピアだより』からの楽曲です。
実はこのアルバムで初発表された新曲。
ボーカルの青木さんの魅力の一つに、突き抜けるようなハイトーンボイスがあるのですが、この曲は学園祭学園史上最高音域じゃないかっていうくらい気持ちいい高音が味わえます。
それぞれの楽器の音色もすごく良くて、青木さんのボーカルを包み込むように支えていて、音が本当に幸せだと感じました。

歌詞についても、学園祭学園さんの楽曲はひとひねりある節が多い印象なのですが、この曲でもそれはいかんなく発揮されています。
例えば、

今日は最高の明日のイヴ

という歌詞がありますが、あなたならどう読み解くでしょうか?
二つの意味が隠されていて、人によって違う解釈が出そうなのが面白いですよね。
ちなみにAメロの歌詞を良く読んでからこのフレーズをきくと、また違った意味合いにも聴こえてきて、ますます想像が広がるものすごい歌詞だと思います。

形而上学的、魔法:でんぱ組.inc

でんぱ組.incの曲にも、いつも驚かされるので大好きなのですが、『形而上学的、魔法』はその最たる曲かもしれません。
この曲の作詞作曲は諭吉佳作/menさんという発表当時15歳のシンガーソングライター。一体どうなっているんだ10代。

これまでのでんぱ組にあったような、ハイスピードで高密度な歌詞というよりも、もう少し不思議さを出した繊細な世界の歌詞が印象的でした。
そして、ジャズっぽくファンクっぽくもあるサウンドにのってそれらが襲いかかってくる、物凄い曲です。オートチューンという機械的なエフェクトが使われているのも特徴ですね。でんぱの声にすごく相性が良いと思います。

MVは全編コンテンポラリーダンスで、これまたクール。昔かじっていたダンス熱が再燃した曲でもあります。
ライブ版では作詞作曲の諭吉佳作/menさんとのコラボが実現していて、これもめちゃくちゃ良いので是非ご覧ください。

いのちのよろこび:でんぱ組.inc

先ほど紹介した『形而上学的、魔法』と同じシングルで発表された作品。
情緒の違いがもの凄い。
原始の時代がテーマになっていて、民族音楽のようなサウンドが特徴のこの楽曲。メンバーの低音パートが聴ける珍しい楽曲です。

全編を通じて流れている『多幸感』がものすごくて、よりそれが感じられるライブ版をセレクトさせてもらいました。
ライブで皆でシンガロングしているの本当にすごい光景で、初めて見た時なんだか泣けてきてしまいました。

でんぱ組の楽曲はどれもエネルギーに満ちていると思っているのですが、特に強いのがこの曲で、皆で幸せになろうな感が溢れていて大好きなんですよ。

何言ってるか分からないって?大丈夫。僕にも分かっていません。

ちなみに、MVではより原始感が出ていて、そちらもおすすめ(そして衝撃)。

ワナチル:ゆとりっ娘たちのたわごと

Podcast『ゆとりっ娘たちのたわごと』のかりんさんほのかさんによる楽曲。ちなみにお二人は歌手でもなんでもなく、ただのOLさん。
正直素人とは思えないほど、クオリティの高い楽曲とMVです。

チルになりたいと歌詞では言っているものの、浮遊感あるメロディはまさにチルにピッタリ。あなた方こそチルだ。

この世には言葉にするよりも聴いた方が早い楽曲という物がたくさんありますが、『ワナチル』はそのうちの一つ。
一度聴いて是非その世界観に病みつきになってください。

garden:早見沙織

gardenは、声優の早見沙織さんが2020年に発売したミニアルバム『GARDEN』のリード曲です。
早見さんの楽曲はとにかくジャンルが多彩で、チープな言い方になってしまいますが、そのどれもが本格派。声優さんの枠組みを完全に超えている人だと思います。

gardenについては、70年代から80年代のシティポップが感じられる楽曲になっています。MVが4:3なのもレトロ感あって良いですよね。
ラジオなどを聴くに、早見さんのルーツにシティポップが関わっていそうな感じで、自分で聴き込んできたその味をしっかりアウトプットできているんだなぁと感じます。ちなみに作詞作曲も早見さん。すげぇ。

聴いていて感じる心地よさは、そのルーツに触れられているからなのかもしれません。

ワンスモア:早見沙織

シティポップのgardenとは打って変わって、ワンスモアは恐らくゴスペル調の曲なのかな?と思います。
正直、厚みのある多重コーラスが登場するという訳ではないのですが、アプローチとして、サビとか「ゴスペルっぽいな〜!」と思う訳です。
(違ってたらごめんなさい!)
繰り返し出てくる歌詞、

もう一度きかせて あなたの声を

が印象的で、曲が進むに従ってこのフレーズにどんどん想いが足されていくのがたまらないですね。

さっきのgardenとワンスモアが同じミニアルバムに入っているって、率直に言ってヤバくないですか?

Eiri Na Greine:De Domhnaigh

Twitterで発見した、アイリッシュ音楽をやっている4人組グループの初めての配信シングル。
確か皆さんまだ音大に通う大学生だったと思います。

歌が入っていない所謂インストと呼ばれる楽曲で、編成はティンホイッスル、アコースティックギター、バウロン、フィドルの4つの楽器が使われています。ちょうどアートワークに使われている4つですね。
ティンホイッスルの煌びやかな高音に、アイリッシュに特徴的なフィドル、アコギ のコード感に、全体を支える低い打楽器のバウロンと、ちゃんとアイリッシュ音楽を聴くのは初めてですが、アイリッシュも聴いていて楽しくなるジャンルですね!
重厚感ある音がとっても好みです。

また今後が楽しみなグループに出会えたなと思います。
いつかライブも見てみたいなぁ。

まとめ

Spotifyをご利用の方は、下のプレイリストに曲をまとめたので、作業のお供に聴いてもらえたら嬉しいです。

今回選んだ曲は、どれも衝撃を与えられた曲ばかり。曲によってポイントは異なりますが、「うわ、コレすごい!」と思ってもらえたら紹介した甲斐があります。

僕自身割と、好きなグループの曲をリピートしてしまうことが多いのですが、2021年はまた新規開拓もしていけると良いなぁと思います。
ラジオに音楽に耳が大忙しですが、楽しんでいきたいですね。



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