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ドラゴンクエストIII 「そして伝説へ」

1988年にファミコンソフトとして発売された
ドラゴンクエストIIIは社会現象を起こし
380万本も日本全国に出荷された

まさに伝説のRPGゲーム

当時まだ小学生だった僕は
兄がやっているのを見ていたと思う

話は逸れるが僕は姉と兄がおり
末っ子で歳もかなり離れている

だから兄がプラモデル、ラジコンを作ったり
ファミコンやゲームのプレイしているところを
静かに永遠と見ていたのを覚えている

だから今でも兄がやっていた事の殆どが
遺伝子レベルで組み込まれ、それらは今でも大好きだ

そんな僕が実際にコントローラーを持って
ドラゴンクエストIIIをやりだしたのは
小学校3年生ぐらいだっただろうか

当時はドラクエの音楽、世界観、ゲーム性に圧倒され
学校帰りのドラクエは最高でワクワクしっぱなしでした

やはりファミコンは僕たちにロマンを与えた
素晴らしいハードだったと思う

これは僕ら世代の男子はほぼ知ってると思うが
ドラゴンクエストIIIからパスワードを入力しなくても
セーブをする事ができ、簡単に途中からできるようになる

だけどその反動もあって、セーブはバグで消える事があり
その時に轟く音は人生が終わったと思うぐらいの恐怖で
数々の人がトラウマになったはずだ

「デデデデ、デデデデ、デデデデ、デデデデ、デーデ」

そう考えるとパスワードのシステムは
消える事がないから安心かもしれない

パスワード忘れたら終わりだけどw

それはそうとドラクエIIIの世界地図はよく見ると
僕らが住んでいる地球の地図と同じ構図になっている

【※ネタバレが少しあります】

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「 お き  な  さ  い わ た し の  か  わ  い  い  ぼ う や 」

この母の言葉で勇者は目を覚まし
冒険はアリアハンからスタートする

まず、城に訪れ王様に挨拶をしてから
ルイーダの酒場に行き一番重要な仲間集めだ

これは選ぶ仲間によって
物語を攻略するスピードが全く変わってくる

力任せのパーティで全員戦士だと相当キツいし
はたまたチャラい遊び人だけだと一見最弱に見えるが
遊び人は賢者になれる
から前半は厳しいが後半は楽だ
基本のパーティは勇者・戦士・僧侶・魔法使いだろう

「人選の重要性と洞察力」

ここから外の世界へ出て冒険スタート
最初は弱いモンスターのスライムなどだ

モンスターを倒しお金を稼ぎ
武器を買って更に強いモンスターを倒す
その得た経験値でレベルが上がり、魔法などを覚える

これらは僕らの人生に比喩できる
生きていく中で信頼できる仲間を見つけ、経験を重ねる
そして特技や技術などを覚えそれを仕事にする

また、メタルスライムやはぐれメタルに遭遇するのは
かなり難しいのだが、これも現実世界と同じで
貴重な出来事に遭遇するには、行動力と勇気がいる

遭遇できれば大きな経験値を得ることができ
レベルが大幅に上がる

話を戻します
物語を進めていくと、ジパングの国に辿り着く
つまり、ここは日本になる

ジパングではヤマタノオロチがボスで登場し
草薙剣なども手に入り日本神話好きには
たまらない展開になる

ここでふと思う

もしかしてゲームデザイナーの堀井雄二は
このゲームを通して何かを伝えたいのではないのかと

地図も現実世界と同じでジパングの神話の物語など
世界の神話を落としこんでる作品になっている

エジプト神話の砂漠やピラミッド
世界樹は北欧神話のユグドラシル

そしてこのゲームの要所要所で
重要なアイテムが手に入る場所は
現実世界でも反映されている”のではないか

例えば僕が気になっているは
最後の鍵がある浅瀬のほこらだ

浅瀬のほこらは、現実世界でいう

「北極海」

北極の海は海氷で覆われた世界
そして第二次世界大戦の時もここは
あの超有名な人が基地を作っていた

最後の鍵ということは何かのドア
つまり、どこかへ繋がる入り口が
存在しているのではないか

もう一つは、中盤の大ボスバラモスを倒し
ギアガの大穴に飛び込み地下世界の
アレフガルドに行くことができる

このギアガの大穴は現実でいうところの
人類が誕生したと言われる場所にあたる

ギリシア神話で神々の母にして
人類の母でもある大地の女神ガイア

また、場所は少しずれるが
南米ギアナ高地のテーブルマウンテンに
巨大な穴があるのだが、地形がそっくりだ

この大穴に勇気をもって飛び込めば
地下世界に繋がり行けるんじゃないのか

そこから地下世界に行くと
アレフガルドの世界が広がり光がない暗闇の世界

まるでストレンジャー・シングスの世界に似ている

最後のボスはゾーマなのだが
戦闘時のBGMがカッコよすぎて震える
シンプルに見たも目好きだ

このラスボスのゾーマは地下世界の支配者
角があって額に目がある

これは日本神話でいう牛頭天王ではないのか
つまり、スサノオだ

スサノオは海の統治者を解任された後
黄泉の国に行くのだがこれに似ている

現実世界を反映させているのであれば
あながち間違っていないかもしれない

また、メラ系最強呪文メラゾーマとの関係も気になる
恐らくこれはゾーマに対抗するためにできた
古の炎魔法ではないのか

それかゾーマが住んでいる闇の世界の炎
言わば幽遊白書の飛影が放つ邪王炎殺黒龍波

因みに僕が好きな魔法はバイキルトです
ほぼチートw

兎に角にもドラクエIIIは隙きのない内容で
プレイヤーを虜にしていった

因みにこのドラクエ3の容量はたったの4MB
今スマホで撮る写真のデータでもそれぐらいの
容量で撮れるだろう

時代の進化はめぐるましい

このドラクエIIIの世界は
現実世界と同じ地図になっていると述べた

では主人公が旅を始めた場所アリアハンは
現実世界でいうところの、どこかと言うと
当時はオーストラリアだと思っていた

しかし最近になって気づいたのだけど
オーストラリアはアリアハンの横にある島
ランシールで地球のへそと言われる
これはエアーズロックのことで間違いない

となるとアリアハンはどこの事だろう
そう、位置的に考えるとあの伝説の
失われたムー大陸になるのだ

つまり

サブタイトルの「そして伝説へ」の意味は
僕ら日本人はムー大陸の末裔で、ここから伝説が
始まったということではないのか

初めての勇者ロトが登場したのがドラクエ3
ドラクエ1とドラクエ2はロトの子孫の物語

時系列でいうと

ドラクエ3→ドラクエ1→ドラクエ2

ではロトとは一体誰のことなのだろうか

ロトとはムー大陸の人々
ドラゴニアンではないのか

ドラゴニアンの冒険だからドラゴンクエスト
そして、最後はドラゴニアンが世界を救う
という事だろう

「テレテレッテッテッテー」

最後に

「スクウェアとエニックス」

この会社は今では合併し超有名なゲーム会社の
スクウェア・エニックスになっている

スクエアといえばファイナルファンタジーで
このゲームも多くの神話が反映されている

特に敵のギルガメッシュから盗むと
源氏のこてとか手に入れる
のが好きだ

何故この会社がタッグを組んだのか
そのヒントは神話にあるということは理解できた

イラストを担当するのは鳥山明
鳥山明といえばドラゴンボール

「ドラゴン」

ドラクエが誕生して35周年
このタイミングでドラクエIIIのリメイクが
発売されると噂されている

スクウェア・エニックスが
リメイクドラゴンクエストIIIを
新たに作るメッセージとは

それはサブタイトルの

「そして伝説へ」

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「 お き  な  さ  い わ た し の  か  わ  い  い  あ・な・た 」


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