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2022年泊まったホテル総集編 #HOTELIST

2022年に泊まったホテルは全部で30軒でした。ふり返ってみると自分で見つけ出したホテルではなくって、SNSでバズってるホテルに泊まることが多かったです。

なので「今年こそ、気軽にホテルに泊まりたいなぁ~」と思ってる人がいたら参考になりそうなラインナップです。だれかのホテル選びの役に立てたら本望です。


・ ・ 北海道編 ・ ・

1.UNWIND HOTEL & BAR 札幌

ヨーロッパのロッジみたいな世界観のホテル。エントランスに暖炉ががあったり、屋上で焼きマシュマロできたり、朝食をかごに入れて部屋まで持ってきてくれたり。

秘密基地みたいでワクワクしちゃう。キャンプっぽいんだけど、ホテルだからめちゃくちゃ快適なのがよき。虫とか、暑いとか、アウトドアが苦手な私にぴったり。

2.UNWIND HOTEL & BAR 小樽

ひとつ前のホテルの系列。なんだけど、まったくデザインが違くってびっくりした。小樽はアール・デコ調の築100年近い建物を改修したヨーロッパの貴族の家みたいで、すべてがかわいい。

部屋はちょっと狭いけど、天高が高くて、雰囲気たっぷりの窓とカーテンがかわいい。朝食が、ハイティースタイル(アフタヌーンティーのあれ)でめちゃくちゃ可愛くて、朝からテンション上がります。スコーンがほんっっとに美味しい。

あと、Kiroroに行くバス停から近くて便利だった。

3.天然温泉灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽

小樽駅すぐのドーミーイン。お風呂が広くて、サウナもばっちし!露天風呂があるから、外気浴もできる。普通にサウナがよい。名前にプレミアムついてるだけある。

さ飯に夜泣きそばがおすすめ。


・ ・ 信州 / 北陸編・ ・

4.LINNAS Kanazawa

2021年開業でずっと気になっていたリンナス!プライベートサウナ目当てだったんだけど、加賀棒茶のロウリュが最高。日本人って、DNAレベルでお茶の香りが好きなんだと思う。

部屋はコンパクトなんだけど、ホテルのスタッフさんが金沢のディープなお店たくさん教えてくれて、旅の仲間感がすごくうれしかった!

5.HOTEL PACIFIC(金沢)

3、4年前から気になってたホテル。1階にアメリカンなテイストのカフェがあって、緑が溢れてて、日差しが気持ちがいい

「金沢ってさぁ、観光スポット山ほどあるから、ホテルはちゃんと寝れて、そのうえかわいかったら最高だなぁ。」って人にすごくおすめ!市場から徒歩5分の好立地で、シンプル可愛いお部屋です。このホテルのデザイン、嫌いな人いないと思う。

6.香林居(金沢)

金沢を五感で感じられる、話題のライフスタイルホテル。香林居にあるアイテム、設備、スタッフさんの言動が、体験価値に紐づけられていて、とても気持ちのいい時間でした。

プライベートサウナがあるんだけど、サウナが置かれてる理由が「ととのったあとの、五感が研ぎ澄まされた状態で、金沢を感じて欲しいから」なのがドツボ。

「朝餐」と名付けられた薬膳粥が至高。朝サウナ→薬膳粥→2度寝 が最強すぎた。

7.白藤(長野)

正直、ここのよさは文章と写真では伝えきれないです……

人の営みがじんわりと流れている古いまちに残された屋敷に、あらたに宿しての命が灯されたお宿。余白の時間、土地の引力、建物の記憶、宿の人格、継承、手触りといった言葉に惹かれる方はぜひ見て欲しいです。

よかったら紹介noteをよんでくれたらうれしいです。


・ ・ 東京編 ・ ・

8.THE LIVELY 東京麻布十番

2019年ぶりの2度目の宿泊。とあるメディアに「ホテルの思い出」を寄稿するにあたり、せっかくなので泊まってきました。今思えば、私の価値観を変えてくれたホテル。

ホテルのラウンジで仕事をしたり、フリービールを片手に旅行者との交流を楽しんだり、シアタールームやスイートルームで友人と遊んだり。ホテルは泊まるだけの場所じゃない。と思わせてくれるはず。

9.NOHGA HOTEL 上野

都内のライフスタイルホテルのひとつ。ここのゆるい空気感が好き。滞在における快適性でいうと、圧倒的にひとつ前のザ・ライブリーの方がいいんだけど、NOHGAの方が落ち着く感じがする。

ホテルから外出して戻ってくると、フロントの人がちゃんと私を見て「おかえりなさい」と言ってくれるのがすごく好印象。安心感がある。あと、フロント入った瞬間めちゃくちゃいい匂いする。

10.Bamba Hotel 

品川にある古民家ホテル。品川駅から2駅となりで、古民家ステイができる希少なホテル。

東京って歴史ある建物って空襲でだいたい焼けてしまってるし、土地が高いからすぐ更新されてしまうから、古民家って結構珍しい気がする。

2021年に泊まったんだけど、ここは和洋折衷なインテリアが最高にかわいいので、ぜひ騙されたと思って行ってほしい。最近、改修工事してて、シアター付きのお宿にアップグレードしてた。

11.BnA_WALL

東京日本橋にあるアートホテル。ホテルだけではなく、制作/展示スペース、巨大壁画、カフェバー・ラウンジを併設した施設で、時々イベントもやってるそう。

客室にアートを飾るだけではなく、客室ごとの床・壁・天井から家具までアーティストとこだわり抜いてつくられてて、なんていうか自身が作品の一部になる感覚。

前橋の白井屋ホテルや京都や那覇にあるアンテルームだったり、日本にアートホテルというジャンルが根付いてるの素敵。もっと広まるといいな。

12.Smart Stay SHIZUKU 品川大井町

マイホームサウナ。去年の7月にオープンしたばかりでキレイだし、清掃もされてて最高。

全国旅行支援割と都民割が出てから、わざわざ値上げして5000円プランをつくってくれたおかげで、宿泊すると実質無料というバグが起きてる。

13.sequence MIYASHITA PARK

渋谷ミヤシタパークの一番奥にあるホテル。淡いグリーンの壁がとってもすっきりとした印象で、ここが渋谷のど真ん中なのが不思議な感じ。

シークエンスは、夜景がエモい。

真下に広がるミヤシタパークの芝生とそのでくつろぐ人たちがいて、奥に見えるスクランブルスクエアと、渋谷の街並みが、なんとも言えない。たぶんこれが令和の渋谷。

14.all day place shibuya

2022年5月にオープンしたホテル。ひとつ前のシークエンスから徒歩5分。てか、あの辺りライフスタイル系のホテル多すぎ。

all day place shibuyaには、ラウンジのような共用部はまったくなくて、想定してるのは観光メインな感じかな。

私が泊まったのはスイートルームだったんだけど、夜23時までは友だちもOKなので、1階ミッケラーでビールと、2階GOOD CHEESE GOOD PIZZAでピザを買い込んで、わいがやパーティしてました。

15.hotel hisoca ikebukuro

こちらも2022年春開業。オープンした直後からずっと満室で、なかなか予約が取れない人気のホテル。

というのも、こんな可愛いデザインしながら、プライベートサウナ付きのホテルだから。都内にこんなおしゃれなサウナホテルがないのと、池袋という立地もあって、いつ見てもほぼ満室。空いていてもミストサウナの部屋なんです。

後発のライフスタイルホテルで、いろんなホテルを研究してつくったそうなんだけど、インテリアやガジェットのチョイスも絶妙で、デザインも今までになくて、すごくかわいい。



・ ・ 中部 / 近畿編 ・ ・

16.treeside hotel&apartment

前職の同僚と女3人で熱海旅行をするにあたって泊まったホテル。熱海って観光地価格だから(観光地としてはいいことなんだけど)あまりピンとくるホテルが少なくって。

あえて熱海から少し外して、探し回って見つけました。できたばかりで、SNSもまだバズってないっぽくて、完全に隠れ家的なのが推せる。

Instagramの文字入れ投稿は、彼らもとりあえず数字大事だからバズるホテルばかりだから「メジャーな宿探す」分にはいいんだけど、結局それだと一休やReluxの劣化と変わらないから、ほんとうに自分にあったホテル探すなら、知り合いの紹介かGoogleマップ散策がおすすめですよ。

17.ニッコースタイル名古屋

最近「ライフスタイルホテル」が多すぎて、なんなら基準が分からん。と思ってるけどニッコースタイル名古屋は安心してそうなんだと思える数少ないホテル。

部屋はもちろんよいので割愛。推しはカフェラウンジ。美味しいコーヒーを出すホテルのコーヒーだいたい1000円超える高いのが一般的だけど、カフェ価格でこだわりのコーヒーが飲め、音楽イベントも定期的に開催されてるオープンスペースがすごく居心地がいい。

私が2022年に泊まったときは、美容メーカーのルーブルドコラボルームでした。Instagramのストーリーにまとめてしまったので、写真がわりのTwitter、過去投稿ですみません。



・ ・ 関西 / 近畿編 ・ ・

18.hotel it.

Instagramで人気の大阪のライフスタイルホテル。正直「インスタ映え系かな~」と思ってたけど、空間の使われ方は広がりがあるように設計されてて結構よかった。好き。

白色と緑色のタータンチェックが可愛い。

19.THE・LIVELY 大阪本町

こちらも大阪のライフスタイルホテル。

ひとつ前のhotel itが白くて自然をたっぷり感じられる優しい雰囲気だとしたら、ザ・ライブリーは黒っぽいアートスタイルさを推したスタイリッシュな雰囲気。

ザ・ライブリー系列はコワーキングスペースが充実してるので、旅先で仕事をする人間としては、安心して選べるホテルのひとつ。

20.ザ・ミレニアルズ京都

近未来型カプセルホテル。 どちゃくそ快適すぎてびっくりする。

まずベッドが広い。そして天井が高い。そしてベッドがリクライニングできてソファになる。し、アラームをかけると勝手にベットが起き上がるという目覚まし機能(物理)つき。

ここはザ・ライブリーと同系列のホテルのため、ラウンジも快適だし、フリービールあるし、京都だけかもだけどお風呂もついてて快適 of 快適。一人で旅するなら、候補に入れておいて損はないはず。


21.HOTEL SHE,KYOTO

京都にあるめちゃくちゃレトロ可愛いホテル。かわいい」「エモい」の感情を宿泊体験の一部として昇華させたのって、HOTEL SHE, が先駆けな気がする。

22.Nazuna 京都 椿通

「TikTokでバズってたから行ってみたい!」と、友人が選んでくれたホテル。敷地の中に、通りをつくる形でつくった一軒貸切の宿。

こういう作りなので、宿泊費はやっぱ少し割高だけど、それでも若いカップルを中心に人気なところを見ると、ここに泊まる人はきっと寝ることにお金を落としてるわけじゃなくて、「その人なりの感動ポイント」を求めてるんだな、って改めて感じられておもしろかったです。

23.神戸ゲストハウス萬家

神戸駅の1駅隣にあるゲストハウス。神戸での暮らしが垣間見れる「異日常」を感じられるあたたかさがある。

変わったプランが多く「ゲストハウスオーナーによる食べ歩きプラン」や「MAYA遺跡観光ツアー」など、ぬくもりのある体験ができます。ぜひその体験記もあるので、読んでみてください。

24.旧摩耶観光ホテル

廃墟ホテル。泊まれません。カウントするか悩んだけど、せっかくなのでいれちゃう。ひとつ前の神戸ゲストハウス萬家の「MAYA遺跡観光ツアー」に申し込むと見に行けるレア(?)なホテル。

2021年には廃墟では珍しい国の有形文化財としての登録が決定しており、軍艦島と並んで有名。「廃墟の女王」と呼ばれてるそう。その異名からしても『すずめの戸締り』にも出てきてもおかしくない気がする。

25.神戸サウナ&スパ

とりあえず神戸に行くことがあって、どうしようかと検索したら「サウナーの聖地」と出てきたので泊まってみました。

繁華街・三宮のど真ん中にある。1954年創業の老舗サウナで、阪神淡路大震災で営業休止したけど、ファンの声に応えて復活した歴史のあるサウナなんだそう。

サウナ好きなら行っておいて損はないと思う。サウナの詳しいことは、ググってください。ホテルは超普通です。


・ ・ 福岡 / 沖縄 ・ ・

26.THE LIVELY 福岡博多

東京と大阪に続き、福岡博多。2022年にTHE LIVELY ブランドをコンプリートしました。まじでラウンジで仕事が快適すぎて愛用できる。写真撮ってないけど、ソファブース席が好き。

福岡はカフェが推せる。カフェメニューがくそかわいい。部屋は多分、東京大阪に比べると狭めで、少し古く感じられる。

27.HOTEL ANTEROOM NAHA

数年前に、京都に一店舗目ができてからず~っと泊まってみたかったアートホテル。エントランス入った瞬間から、チェックインカウンターまでの体験設計もすごくよくって、あまり下調べせずに泊まってほしいです。

せっかくの沖縄だから観光したい vs せっかくのアートルームだから日中から堪能したい。の葛藤がすごかった。なんで京都と那覇の観光地につくったんだろ。観光客狙いならアートじゃなくってよくない…?

28.HOTEL STRATA那覇

「敷地内にプールとルーフトップがあって、コスパ最高!」とバズってたホテル。昼帯は親子連れがにぎわってて、ナイトプールになるとカップルが増えます。

お部屋はわりと上質風なシンプルにまとめられており、必要十分そろってる感じ。沖縄にしてはお値段も高くないので、雰囲気リゾートを楽しむのにおすすめできそう。

29.EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート

ネタ枠で行ったんだけど、めちゃくちゃ体験設計が高くて笑っちゃったホテル。ほんと詳しくないんだけど、EM菌(微生物?)のある生活を全身全霊で体験できる。

ライフスタイルホテルって、おしゃれホテルの代名詞みたいなとこ多いけど、このホテルはほんとにEM菌に関してのライフスタイルをちゃんと体験できるのがミソ。

とはいえ、全然宗教色はなくって、すごくクリーンな体験なのも推せる。母体よくわかってないけど、なかなかにいい設計してるなって感動しちゃった。

30.ESATINATE HOTEL 那覇

ザ・ライブリーの系列ホテル。ライブリーのキラキラ感とは真逆のなんとも言えないアットホームなホテルでした。

ホテルそのものはちょっと古めでバズる感じではないんだけど、個人的に好きなのは「social workation」という、ツアー型ワーケーションプラン。

「ワーケーションって憧れるけど、実際1人だと寂しくなりそうだし、友だちいないから観光とか結局しなさそうだよな~~~!」みたいな日本人的な悩みを解決してくれる半強制コミュニティ型ワーケーションプラン。

私の場合は宿泊自体が仕事なのでいいけど、働くためにわざわざ旅するのって確かにそういう悩みあるよなあと思った記憶ある。投稿はしばらく前なので料金改定してると思うので、気になる人は公式サイトみてね。

あまりSNSでホテルの発信をしてなかった(Instagramのストーリーにリアタイ投稿がメインでした)けど、数えてみたら意外と去年よりも多くのホテルに行っていました。

自分の直観で選ぶよりも、SNSでバズってるから選んだホテルに泊まるようにしていたのですが、「受動的な体験」からも感じることも多々あり、学びがたくさんあって楽しかったです。

直観的な話なんですけど、今まではなんとなく「ホテルを知る」フェーズだったのですが、2023年は「宿泊する価値」や「体験することの意味」などを考えるきっかけとなる魅力を秘めた宿やホテルに泊まってみたいなと思ってます。

なので、もしかしたらは泊まった数は少し減るかもですが、濃い体験が伝えられるようになるんじゃないかなって思ってます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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\2023年はちゃんと感動を言葉にしてくよ/


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