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異日常に出会う。灘の台所 食べ歩きツアー|神戸ゲストハウス
今日は、旅をしながら住民の視点で街を歩くディープでマニアックなツアーをご紹介。
日本で7番目に人口が多い大都市神戸。
のメインターミナル三宮駅のとなり駅、JR灘駅にある過去には「灘の台所」と言われていた水道筋商店街と灘中央市場が今日の舞台です。
この街にある、街とゲストを繋げるゲストハウス萬家(以下:MAYA)では、おいしいだけではない「旅先の日常を楽しめる」ちょっと変わった食べ歩きツアーが人気なんです。
「神戸のふつう」に出会う旅を、ここから。
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MAYAのコンセプトは「神戸のふつう」に出会う旅を、ここから。
神戸のふつうの1日をご紹介
たとえば、朝食は近くの小さなパン屋さん、昼は商店街や酒蔵や美術館など色んな観光を楽しみ、夜は摩耶山から見る夜景やちょっとディープでお洒落な飲み屋を堪能。是非、神戸のふつうを満喫しにきてください。
MAYAが大切にしているのは、非日常ではなくLOCAL EXPERIENCE。言うなれば、異日常。
MAYAにはつまみ食いツアーの他に、地元摩耶山にある「旧摩耶観光ホテルを巡るツアー」や「ローカルシークレット夜景スポットを巡るツアー」など、ゲストハウスが街の一部だからこそ企画できるディープでマニアックなツアーがあります。
そのなかでも人気を博すのが、つまみ食いツアー!水道筋商店街からスタートして、大正14年から続く灘中央市場を巡ります。
神戸の食文化を堪能できるのはもちろんで、このツアーの本当の目的は、旅人=よそ者が街の中に入っていくことなんです。
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MAYAの街歩きツアーは、とことんローカルです。案内は灘在住のゲストハウスのオーナーの朴さん。
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ゲストハウスから10分ほどで、水道筋商店街の入口に。月曜日の午前中だというのに、街ブラ番組で見たことあるような、活気ある商店街に到着。
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さて、ツアーの始まりは、商店街入口にある豆腐屋さんの濃い豆乳で乾杯!
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オーナーと豆腐屋の店主の、まるで先輩後輩のようなやりとり。普段からの付き合いがなければ、こんな笑顔にはならないはず!
豆のうまみで仄かにあま~い豆乳をぐびっとすると、「さ!次はこっちです!」と、サッと豆腐屋さんの横にある路地に朴さんが入っていきます。
私たちも慌ててついていくと……
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急に開けて、カフェが突如現れました。
え~!とびっくりしていると、朴さんが突然、道を歩いてる人に声をかけています。どうやらここのカフェオーナーさんだったそう。
本当にこの町で暮らしているからこそ知り合いに出会うことのあるリアルな街歩きにびっくり。
そのあとも、朴さんは私たちに商店街の歴史から、変わったお店、ゲストハウスを始めてからどんな風に街の人と打ち解けていったのか井戸端会議のような話を交えながら、灘の街を紹介してくれます。
商店街の「太陽と月」を紹介してくれたり、
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朴さんが勝手に「PEACE & WAR」と命名しているスポットを紹介してくれたり、
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文化が入りやすい神戸港町だからこそ?な、まさかの本場ロシアのピロシキを食べたり。
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さて、前菜のピロシキを食べ終えたら、ようやく食べ歩き本番の灘中央市場へ。
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1店舗目は、1930年創業の精肉店「黒毛和牛 土居」。黒毛和牛のメス牛だけを取り扱っています。
「流行りに流されず、時代にあった牛肉・豚肉・惣菜を取り揃えています。」とのことですが、100年近く続くお店が「流行に流されない」と言うのは、なんだか重みが違います。
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![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86085848/picture_pc_9f5495cc3fa67d8627a7d5c493934ad5.png?width=1200)
ぎゅ~~~っとつまった肉の旨味と、ほのかな脂の甘みが噛むごとに広がります。程よい肉感で、食べてみるとわかる舌触りのよさ。
「精肉店なのに、ローストビーフもあるんですね!」と聞くと、朴さんからつまみ食いツアーの提案をうけ、テイクアウト用にとローストビーフをわざわざつくってくださってるんだそう。
これぞ、街ぐるみでのお付き合い…!
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黒毛和牛のメス牛の次は、若鳥の炭火焼き鳥をいただきます。
こちらの鳥安商店は、創業から50年以上続く鶏肉専門店。三代目店主が自らの目で確かめて仕入れた朝引きの若鶏が自慢とのこと。
「7時には全部焼きあがってるから、それくらいの時間に来るといいよ~」「どれ買ったらいいかわからんかったら、聞いてくれればええよ~」
と店主さん。商店街の個店は、黒毛和牛専門店や鶏肉専門店といったようなスーパーとは異なり専門性が高いんですよね。
その道のプロフェッショナルたちが、その時々にあった食べ方や調理方法を教えてくれるのが、商店街や市場の魅力。それこそ商店街で買い物をしたことがない私には新鮮な体験です。
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「この時代、インターネットで調べれば、どんな情報でもだいたい答えを見つけられます。でも数十年前まで、こうやって商店街での日々の会話から生活の知恵を教わっていたんですよね。」と朴さん。
街の人々とのコミュニケーションの中で、生活の知恵を得て暮らしていく。
「なんだそんなことか」と思ってしまいがちですが、実際に体験してみたおかげで、いかに自分は大型スーパーやコンビニやネットショッピングで手軽に、そして、だれとも関わることなく、商品を手に入れられているのか気づきました。
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旅というのは、知らないよその土地に訪れ、交流や観光を楽しみ、そして帰っていく。
ゲストハウスであれば、人との出会いだったり、ホテルだったらそこでのおもてなしを堪能したり、どこまでも、よそ者だから楽しいんだと思うんです。
でもMAYAの〈「神戸のふつう」に出会う旅 〉は、少し視点が違います。そういったホテルや宿の魅力って、その宿ごとに、まったく異なることに気づかされる素敵なツアーでした。
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▼MAYAゲストハウスの15秒紹介動画
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