見出し画像

【イベントレポート】“開けた”まちだからできるこれからのまちとの付き合い方

みなさんこんにちは。micro deveropment  鈴木です。
今回は、11月15日(水)に東京・大手町で三菱地所が運営する3×3Lab Futureで開催されたトークイベントの様子をレポートしていきたいと思います!


#00 はじめに

2024年1月18日(木)〜1月20日(土)に静岡県下田市で開催されるワーケーションモニターツアーの事前企画として実施した本イベントでは、ゲストに下田を拠点に多拠点生活を根岸やすゆき氏(ランサーズ株式会社/CEvO)を迎え、1月の企画を主催する下田市、同市でワーキングスペース『WORK×ation Site 伊豆下田』を運営する三菱地所株式会社、伊豆をもっと楽しくもっと便利にするデジタルサービス『伊豆navi』を運営する東急株式会社(伊豆急行、JR東日本と共同運営)、 地域密着のプロジェクトのコーディネートを手掛ける株式会社micro developmentで「ワーケーション」をテーマとしてクロストークを行いました。

【11月15日(水)事前イベントページはこちらから】

【1月下田ワーケーションモニターツアー申し込みはこちらから】
※応募締切:12月10日(日)まで


#01 登壇者ゲストプロフィール

【ゲスト】 根岸 やすゆき さん

ランサーズ株式会社/CEvO、全国フリーランス共創コミュニティ「新しい働き方LAB」/プロデューサー

◎略歴
高校卒業後、国内外を5~6年程度放浪。フリーライターを経て、2003年、エンジャパン株式会社に就職。制作支社長、プロモーション本部長を歴任
2013年、ランサーズ株式会社に参画。取締役CMOとしてIPOに貢献。上場前に取締役を退任し、現在はCEvOとして、全国に「新しい働き方」「新しい組織や人材の育み方」「新しい事業の作り方」を広めるため、国内を移動生活中(ワーケーション)。 延べ4万人以上が関わる全国フリーランス共創コミュニティ「新しい働き方LAB」をプロデュース。現在、伊豆下田の巨大倉庫「WITH A TREE」を拠点として活動。


【登壇】 福井 廉 (ふくい れん)  さん

下田市 / 産業振興課


【登壇】 北川 亜友美 (きたがわ あゆみ)  さん

三菱地所株式会社 / フレキシブル・ワークスペース事業部


【登壇】 松岡 詩織 (まつおか しおり)  さん

東急株式会社 / 社会インフラ事業部


【ファシリテーター】 守屋 真一  (もりや しんいち)  

micro development inc. CEO/プロジェクトコーディネーター


#02 根岸氏キートーク 『ワーケーションの価値』

1月に下田でワーケーションモニターツアーを開催するのにあたり、下田を拠点に多拠点生活をしている根岸さんに「ワーケーションの価値」について伺いました!

▲ゲストの根岸やすゆきさん キートークの様子

◆ワーケーションする人は、AI時代の優秀人材になりやすい(と体感している)

 直近3年間で、全国各地13万km(地球3周以上)を移動し、いろんな土地、いろんな人、いろんな体験をしてきた多拠点生活をしている根岸さんは、自らの実体験から「ワーケーションする人はAI時代の優秀人材になりやすい」と話す。時代の流れの変化とともに価値基準が変化しているとのことである。その理由として、AI時代以前の過去の時代(物質不足時代)においては同じことをより速く正確にできる人材が優秀とされていた。そうした方が仕事の精度は高く的確に進むので優秀人材ということは容易に想像できるかもしれない。

 しかし、AI時代が到来した現代においてはそれらの仕事はAIによって容易にできるため、今後求められる優秀人材は何かユニークな特徴持っていることだという。何が良くて何が悪いではなく、他の周りに比べて自分だけにしか出せないユニークなものを大きくしていく必要がある。いわば相対評価(一律の基準)ではなく絶対評価(多様な基準)の世の中に移りつつある。このライフスタイルを『斜め』のライフスタイルと表現し、そのスタイルのうちの1つこそがワーケーションと話す。


◆働き方において斜めスタイルとは何か。

斜めスタイルの前提として「縦横スタイル」がある。
 縦横スタイルにおいて縦スタイルは目的型と呼ばれ、「ゴールに向かって一直線にいかに効率的に進むことだけを求められる。それに答えることが正解というゲームに参加し続けることで、違和感や疑問も失われる。」とされている。一方、横スタイルは「同一行動範囲の、同一世代の人とだけ接点を持ち続ける。大学生や社会人になって少し広がるが、それでも同じ箱(学内、会社内)の中で「縦」偏重状態は変わらない」これらのスタイルの縦と横は、*エコチェンバー現象になりやすいのが特徴である。

エコーチェンバー現象(エコーチェンバーげんしょう/反響室現象、: echo chamber)とは、自分と似た意見や思想を持った人々が集まる場(電子掲示板SNSなど)にて、自分の意見や思想が肯定されることで、それらが正解であるかのごとく勘違いする[1]、又は価値観の似た者同士で交流・共感し合うことにより、特定の意見や思想が増幅する現象[2]

Wikipediaより

 以上を踏まえて斜めスタイルについて、縦スタイルに対してはプロセス型と呼ばれ「ゴールに向かうためにも、むしろ寄り道しながら、前進していく。効率を求めないことにより、新たな視点を手に入れやすくなり、結果として、効率的・生産的な成長や成果につながりやすい」のが特徴とされている。一方、横スタイルに対しては「違う行動範囲の、様々な世代の人と接点を持ち続ける。カオスな環境に身を置くことで、新たな気づきや学びを得て、自身の創造力や課題解決力の幅を広げやすい。」のが特徴である。

 斜めスタイルを実践する根岸さんは都心で仕事で Web制作を当たり前のように行なっていても、地方に行けばそれが当たり前ではなくダイヤモンドの原石のように光り輝く。その結果仕事や相談が自身の元に来る。お金や人脈がないからワーケーションができないと話す人がいるが、ワーケーションをするからお金や人脈がついてくると実体験から感じたことを話した。

 そして、これらを踏まえて下田ではワーケーションができる環境が多く整っていると話す。ぜひこの機会にワーケーションモニターツアーに参加して、最初の1歩目を踏み出してほしいと会場に呼びかけた。


#03 「下田でのワーケーションの魅力と可能性」

ゲスト根岸さんのキートークを踏まえて3社(下田市、三菱地所株式会社、東急株式会社)でのクロストークへと展開。ファシリテーターの守屋(株式会社microdevelopment/CEO) が「下田でのワーケーションの魅力と可能性」という視点で登壇者を話を深掘りました!

▲クロストークでファシリテータを務める弊社守屋(右)と東急株式会社松岡さん(左)
▲ゲスト根岸さん(左)、三菱地所株式会社北川さん(中)、下田市役所福井さん(右)

 ゲストの根岸さんは下田を多拠点生活のメイン拠点にする理由として「絶景、絶品に因んで絶人のまちだから」と話す。(それだけ人を推せるまちということがわかった。)

 これにはモニターツアーの開催地となる下田市の福井さんも「ぜひ下田市には美味しい食べ物、大自然の景色、魅力的な人がいるので来てほしい」と会場参加者の方々全体に呼びかけていた。

 同市でコワーキングスペース『WORK×ation Site 伊豆下田』を運営する三菱地所株式会社の北川さんは、「本施設で様々な『ation』の場を創っていきたい」と話す。(『WORK×ation Site 伊豆下田』:場所(Location)を変えることで普段生まれない深い会話(Communication)が生まれ、それがイノベーションの創出に繋がり、結果モチベーションの向上に繋がる=様々な“ation”を生み出す施設)

 また、伊豆naviを運営する東急株式会社の松岡さんは「この魅力的な下田を伊豆naviを使ってぜひたくさんの方に散策して欲しい」と話していた。(伊豆navi:伊豆急行、JR東日本と共同運営)

 それぞれの登壇者が異なる立場で同じまち(下田市)に関わっていることから下田を共通言語とした魅力を深めるクロストークとなりました。イベント最後には参加者からの質問や感想もあり会場全体が温かい雰囲気でクロージングへと向かい、現地参加者の懇親会も賑やかに交流する姿が多く見られました。

▲ 参加者の方々で記念撮影をパシャリ
▲現地参加者でのイベント終了後交流会の様子

#04 最後に担当者より

 今回のイベントではテーマである「ワーケーション」について様々な切り口から考えることができ、とても有意義なイベントとなりました!私自身全体を通して「絶人のまち」「斜めのライフスタイル」というキーワードが印象的で今後の働き方や地方を考える上で重要なキーワードだなと感じました!(→絶景、絶品にちなんで下田の人が最高で「絶人」)
 また、直近3年間で全国各地13万km(地球3周以上)を移動する根岸さんが、メインの拠点を下田にする理由も納得する下田の魅力が伝わるイベントで1月の本企画が楽しみです!!登壇者の方々、イベント参加者の方々にはこの場を借りまして改めて感謝申し上げます!ありがとうございました!
 ぜひ1月に伊豆下田で皆様とお会いできることを楽しみにしてます!

以上。最後までご覧いただきありがとうございました!

担当:鈴木  (株式会社microdevelopment)


#主催者

■下田市について(主催)
下田市では、観光地の地域資源を活かしながら、新たな交流機会の創出を目指し、ワーケーションの取組を進めています。本市のワーケーションのテーマは「地域との共創」で、地域の人や仕事に関わるイベントを多数実施しています。また、市内にはワーケーション施設が点在しており、余暇だけではなく仕事もしやすい環境が整っています。


■伊豆naviについて(主催)
2022年11月から、東急・JR東日本・伊豆急行の3社が共同で運営する、伊豆エリアの観光やワーケーションに対応したデジタルサービスです。
地域とともに進化を続けながら、伊豆の活性化に貢献することを目指しています。


■三菱地所株式会社について(共催)
三菱地所では、2018年8月よりワーケーション事業を展開しており、下田にあるワーケーション施設「WORK×ation Site 伊豆下田」の運営管理を行っています。
三菱地所の事業領域は、全て「街」と関わりを持ち、これからも「街」を舞台に、新たな価値創造や環境との共生に挑戦し、まちづくりを通じて社会に貢献することを目指しています。


■株式会社micro developmentについて(企画運営)
「ローカルではじめる人」を伴走支援するプロジェクトコーディネートカンパニーです。空間デザインを軸に、小規模開発のアプローチからプロジェクトとエリアの発展をデザインします。東伊豆町と渋谷に拠点をおき、都市とローカルを横断した社会課題解決に取り組んでいます。