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山田洋平「何かに向かうこと」龍山町5日目
湧き出づる 水の生まれは 違えども 同じ麓の 川に成るかな
これはここで作った自作短歌。本歌取りという技法で、元の短歌は
分け登る 麓の道は 多けれど 同じ高嶺の 月を見るかな
一休禅師の短歌です。
山を登ると決意して登る事も、紆余曲折を経ながら川へ帰る事も等しく尊いものだと、白山神社の掃除をして、住民の皆さんの顔を見ながら思い、生まれた短歌です。
今日拾ったもの
▶苔の道を発掘する。
▶三年連続で山で階段を作った
▶木を切る音。割れる音。
▶さっきまで生きていた木が階段になっている。
▶赤の絨毯が反射する光が赤く染まる神社
▶人の手が入る事
▶自己満足の遊び。微かな変化を残す。
▶そこまで掃除してもらうと裸足でも苔の上を歩けそうだね。土足じゃもったいない。
▶道具の使い方を知ること
▶やらなきゃしょうがない。でもその中で楽しみを見つける。
▶石の結界にある塵を払う
▶笑顔が広がる事を思い浮かべる。
▶花より団子というけれど、花がなければ団子も食えない。
▶自分の仕事を見つける事。
▶カモシカがいる
▶男衆・女衆・皆の衆
▶オラんとこの衆
▶イベントに集まる人々
▶成層圏を飛ぶ飛行機の音
▶顔より大きい椎茸
▶鹿肉・猪肉
▶なにも無かったけれど食べ物が集まる
▶火をおこす事
▶スッポンの死骸
▶元・生簀
▶ヤギ。ヤギの墓?
▶大きな桜。
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