全力で推したいただひとつのゲームの話
スマホゲームはだいたい何をやっても続かない。プレイしながらふと我に返った瞬間「わたしは何のためにこんなことをしてるんだ……?」と思ってしまって、急にゲームをしている自分が馬鹿馬鹿しくなる。
という書き出しの記事を、4月に書いたことがある。
その感覚は今でもさほど変わらない。仮にプレイするとしたなら、あまり頭を使わずできる「放置系」が好きだと思う。
属性とか戦略とか難しいことを考えたり、オンライン対戦で間接的に他人と関わらなくちゃいけないゲームはだめだ。息抜きに遊ぶ意味がない。
しかしそう書いてからおよそひと月、わたしはとあるゲームにすっかりハマることになる。
名前は「Food Fantasy」。ジャンルはグルメ擬人化RPG+レストラン経営シミュレーション。
バチバチに忙しそうなゲームじゃねえかと思うのだけど、案外そんなこともない。戦闘はほぼオートで良いし、レストラン経営も自動化できるシステムが用意されている。「セミ放置系」といった感じだ。
で、このゲームの何がそんなに良いかというと、とにかくキャラがめちゃくちゃ素敵。声優陣も超豪華。わたしはむしろ集めたキャラを愛でるためにやっているような節がある。
「Food Fantasy」のキャラは、ありとあらゆるグルメを擬人化した「食霊」という存在。すき焼き・赤ワイン・マカロンとかもう何でもある。
キャラの性別は男女半々くらいの割合。ヤラシイ感じのキャラデザがないから萌えゲー/乙女ゲーをやっているような背徳感も覚えない(重要)。
声優さんがすごいというのは、どう説明すれば伝わるだろうか。熟年のベテランが勢揃いなわけじゃないけど、最近の有名どころはだいたいいる。
※ 分からない人は飛ばして良いよの欄:花江夏樹、下野紘、小野賢章、花澤香菜、山下大輝、岡本信彦、悠木碧、日野聡、梶裕貴、佐倉綾音、津田健次郎、伊瀬茉莉也、などなど。わたしの趣味がバレる。
現在のお気に入り食霊は最近実装されたばかりのかき氷ちゃん。まじで可愛い。本当に可愛い。
キャラ設定も本当にしっかり考えられていて、もとのグルメの歴史などに基づいた要素が各所に散りばめられている。
例えば、「この料理はトランプをしながらでも食べられる。最高」とサンドイッチをえらく気に入った伯爵の話から、サンドイッチの食霊はトランプを連想させるようなビジュアルになっている。
りんご飴の食霊は探偵をしている設定。これはりんご飴が日本に伝わった明治時代に、同じく「探偵」という概念も輸入されたり、日本で推理小説が流行ったことに由来している。
なかなか面白いでしょう?
無課金でもプレイ自体は楽しめるけど、課金しないと絶対にゲットできない新キャラもたまに登場するので「やってみて!」とは言いません。事実、わたしもかき氷ちゃんを迎えるために1,200円ほど課金をヤったばかりです。
でも日頃からこういうイラストをpixivとかであさるのが好きだったり、最近の声優さんをある程度熟知している方にはとってもおすすめ。キャラ図鑑を眺めているだけでも楽しい。
マイブームを吐き散らかしただけのこんな文章にも関わらず、最後まで読んでくれた皆さん本当にありがとう。かき氷ちゃん可愛いよね、、、
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