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コミッション実績紹介 ロゴデザイン④

こんにちは、micophy(みこ)です。
SKIMAにてロゴデザインのコミッションを何件か立て続けにご依頼頂いたので、ご紹介させて頂きます。

一次創作で使用する自身のロゴデザイン

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こちらが納品させて頂いたもの。

現代短歌を詠っているご依頼主様のロゴをデザインさせて頂きました。
当初、既存のロゴマークはあるとのことだったので、テキストロゴのみのデザインでした。既存フォントにはない個性とこだわりが欲しいとのご要望で、一から組んだロゴタイプを考えました。また、かわいい・エレガントというより乙女な印象のロゴをご希望されていたので、装飾的になりすぎず、シンプルな中にかわいい要素がワンポイントで入るようなデザインを意識しています。

当初のテキストロゴのラフがこちら。

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数値的に「かわいい」「乙女」を考えた時、前者は直線と曲線の割合が9:1ぐらいなのに対し、後者は7:3もしくは6:4ぐらいかな…と考え、そのバランスになるような文字を3種ご提案しました。
また、ご依頼主様自身で作られたロゴマークとの相性がいいようにする、という条件もあったため、バランスを見ながら、変に文字が浮いたり割る目立ちしないようシンプルに作成しています。
Aは万年筆で書いた時にできるインク溜まりを意識し、直線の中に人の手の温かみを感じさせるものに。
Bは細い線と太い線でメリハリをつけ可読性がありつつ、円を組み込むことで女性らしさを付与しています。
Cはどの文字も同じ線の太さですが、手書き風の曲線にすることで、機械的と人の手のあたたかみが半々となったモダンなロゴを意識しています。

C案を採用して頂き、一部修正を加えたのち、ご依頼内容が一部変更になり、マークもいちから考え直してほしいとのことだったので、追加という形でマークもご提案しました。

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こちらが初期案。多要素で構成された絵的なロゴをご希望されていたので、短歌というワードから花鳥風月をイメージしたロゴをご提案しました。色も古くから愛される桃色系統の日本の伝統色をベースにしています。
この後、細かな修正が入り、花の中心部分や切れ込み、月の代わりに鳥を追加など、少しずつ変化し、納品させて頂いた形になりました。


余談:いくつかご依頼を受けて見えてきたこと

最近は一次創作や個人の活動をされている方からご依頼頂くことがとても多いです。SNS系の普及・アイコンの需要と、こうしたコミッションが増えているという相乗効果で、個人の活動内でもロゴやシンボルの必要性を感じる方が増えてるんだろうなぁと感じます。
こんなご時世でなかなかイベントに参加できませんが、私も創作作家として活動しているので、なくても困りはしないけどちょっと不便だなぁ…と感じた時にお役に立てればと思い、お作りしてます。

またこういう機会を頂くことで、自分がフェミニンでシンプルめなロゴを作るのが得意なんだな、と改めて気付くきっかけにもなりました。
最近ではご依頼いただく際「このロゴみたいな感じで…!」「micophyさんの得意な感じで、あとはおまかせします」といった具合に、当方のお作りしたロゴからご要望を伝えてくださる方もいるので、雑多に「ロゴ作ります!」ではなく、「フェミニン・シンプル系のロゴ作ります!」と、具体的に範囲を絞ったセールスポイントというのは大事だなぁと思います。
得意分野を認めていただき、ご依頼までつなげていただけること、すごくありがたいです。精進します。

次もロゴデザイン案件のご紹介をさせてください。

ご依頼やご相談はいつでもお気軽に。twitterは総合窓口としても構えておりますので、お待ちしてます〜!

micophy twitter

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