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「組む」花の結び(梅結び・二重梅)

みんなで作る
むすび百科事典-MUSUPEDIA-

水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。

解説

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水引を「組む」ことで花の形を作る、かなり古い書物でないと載っていない大変珍しい結び方である。「折りたたむ」花の結び(下記画像)と見た目は同じに見えるが構造が異なる。

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ひと連なりの水引を折りたたみながら花の形を作るのに対し、今号の「組む」花の結びは、分かれたパーツを組み上げて一つの花にしていく構造。「梅結び」「二重梅」「牡丹」などの呼び名も持つが、ひろく「花の結び」として紹介する。難易度はかなり高めだが、じっくり動画で解説。

「折りたたむ」花の結び(2020/10月号)
「組む」花の結び(今号)

使用する道具

●老いの波(クルクル)をつくる為の道具:ちり棒
●水引をキレイに折る道具:内側がフラットにくっつくピンセットが◎
ピンセット大 (解説で使用しているもの)
ピンセット小

①花弁を作ってから組む

先に花弁のパーツを作り、組み上げる方法。

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水引本数を増やすと組みにくくなる為、細めの花弁向き。組む前に花弁のアレンジができ、あわじ結びなどで花弁を作り込むこともできる。

 ライブ解説動画(10:26)

まずはここから。紹介の順に練習していくことをオススメします。
・花弁を作ってから組む方法
・ピンセットでの折り方
・ポイントで水引を曲げたい時の、しごく以外の方法

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