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出会った瞬間グンナイ。

今日、boy(息子)と目が合った瞬間、

「おやすみ」

といわれた。
夜、寝る時の挨拶ではない。
まっ昼間だ。

学校から帰ってきたbabyちゃん(娘)にも、
目が合った瞬間、

「おやすみ」

って言われた。
昼間です。

子供たちが、寝るんじゃなくて、
子供たちに、わたしが、
「ねれば?」と言われているのだ。
私が眠たそうだから、いつもこんなふうに言われてしまう。

なんか悲しくなってきた。
ぐれそうだ。

いろいろ、雑談とかしたいのよ。
最近どーですかーって。
げんきですかーって。

なのに、間髪入れずに
グンナイ。
ていわれるの、なあ。
そりゃ、眠いけどさあ。

見た感じが、いつも、眠たそうに見えるんだ。
顔。
しゃきっとしたいぜ。


ナルコレプシーという睡眠障害保持者なので、
眠たくないとき、があまりない。


家族が理解してくれて、ねな、と言って
くれてるのは有り難いのだけど、
ほんとうはもっと、みんなの話をききたい。

ナルコレプシーは1型、2型があって、
私は1型の、身体の力が抜けるタイプの
やつである。

怒る、泣く、びっくりする、笑う、など
情動の振れ幅がビヨン、とふれたときに
力が抜けてしまう。
おいしいものを食べたときも。
ほんま、奇病。

怒る時、ぜんぜん怖い感じにならないので
しめしがつかない。
すごみたい、といつも思っている。

力が抜けるとき、はじめにどこから、というと
まぶた、だ。目。

誰もあまり意識していないだろうが、
目を開ける、ということは、
だいぶ筋力を必要とする事だと私は思って
いる。

半分くらい身体が脱力してしまった時、
目はまず、開けていられなくなるが、
首は座っていて、話すことはできる、という
状態はよくあって、つまり
口を動かすのは目を開けているより、
大変ではないってこと。

その時の私は、目をつぶりながら、表情なく
むにゃむにゃ話す人、になっていて、客観的にみると、たぶん、ちょっとこわい。

とにかく、
目を開けてるって、結構な重労働なんです。

だからみなさん、
目を開けているだけでも
すごいんですよー。

なんか、なんも出来てない、じぶん。
って悲しくなっちゃう時も、
目は、開けてるんだから。
目を開けて、立っているだけでも、
大変な労力なのです。

おめめがじょーず、おめめがじょーず。
えらいえらい!じぶん!

と思っていただきたい。

これを、伝えたかっただけどす。

冒頭に、子供たちと目が合って、と書いたが、もしかしたら、
目、開いてなかったのかもしれんです。。

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