【忘備録】オンライン指導して思ったこと
コロナで生活が一変して結構たった。だが、上は管理で精一杯で「教える」という教員ならではの仕事が丸々なくなった。そして時間ができた。
そして実験もかねて、親戚の中学生に個別指導を試みてみた。3回行った書簡を記録していく。
<思ったこと>
1. 通信環境による、音声の乱れ・映像の乱れは起こるもの
2. 音声が届くまで、若干のタイムラグがあるもの
3. 通常授業より、疲れる。緩急を付けづらい(元々、緩急をつけるのは課題ではあるが)。生徒は「勉強しよう」という気概がないと、50分は持たない。教える側も、慣れなせいかずっと120%の緊張で進めている感じだ。
4. 進度は、教室の一斉授業で教えることの半分がちょうど良さそう
5. クラス全員のモチベーションを、オンライン授業で保つのは、至難のわざ。従来のオンライン指導は、一定の意欲がある人の集まりだった。そもそも勉強が好きでない・モチベーションが低い生徒にとっては、サボり放題なので、教室以上に一斉指導による効果は薄いと思われる。逆に、勉強が好きな生徒にとって、受けるメリットがない。
6. 個別・関係性のある間柄だと発言しやすいが、生徒は教室以上に発言しづらい(これは、かなり大きい)。青春あるあるの、友達を目を合わせる、とかいうシチュエーションもない。これは隠れてチャットになるのかな笑 でも違うんだよなあ〜〜!
7. 本校の場合、スマホで学習する生徒が多くなりそう。つまり、パワポは目が痛くなる。
では、何が良いのだろう?
1. 従来は1つの授業に、知識伝達も双方向のコミュニケーションも程よくブレンドされていた。これは完全に分離することで、一度に繋がる時間を短くすることができる。知識伝達は、既存の動画を配信。コミュニケーションは、zoom上に質問コーナーを作成、リアルタイムのチャットで利用。
2. KPOPヲタ御用達のVLIVEというアプリがあるが、生配信中にチャット機能を用いてリアルタイムで配信者にコメントできる。これは一種の「繋がっている感覚」に繋がる。時代の先端すごい。もはや最近の様子とかフランクに話すHRがあってもいいんじゃないか。笑 需要ないか。。
3. かしこまった態度より、友達や後輩と話すようなフランクな話し方を心がける。どうせかしこまっても、中途半端なところで通信切れるんだったら電話感覚がいいかもな。かしこまった態度が適しているのは、高度な学問や、見る側にモチベーションがある前提になる。今まで授業してたやつがオンラインになった途端フランクになったら、逆に怖いかもしれないが笑
4. 話すのは15分が限度(これ、かなりきつい。ポイント+例題の解説だと、言葉足らずで伝わらなかった経験がある。Youtubeの授業動画も、なんだかんだ生徒が問題解く時間を考慮すると教室の授業よりトータル長くなると思う)
また思うことがあったら書いていこう。
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