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”ずっと真夜中でいいのに。”の衝撃 その2

その1からの続きです

早速CDを購入しました。”潜潜話”というタイトル、またまた意味深な言葉ですね(ストリーミングで聴いていたかも、どっちが先だったか忘れちゃいました)

このアルバムの1曲目は”脳裏上のクラッカー”という曲、またまた不思議なタイトルです。イントロからめっちゃ跳ねた感じのドラムがファンキーで心地よいです
やたらキメっぽいアレンジを入れてくるところ、すごくアレンジが細かくて上手だなという印象。70年代のジャズファンクや90年代のアシッドジャズみたいな少し前の音楽の影響がしっかり見える演奏です、めっちゃ好みです

そしてやっぱり歌い上げる、とくにキーが高いところの突き抜ける感じがすごく良い感じで印象に残ります。曲の後半に出てくる
”いいよ”を繰り返すところ、4回繰り返すのですが3回目だけ裏声入れてくる魔術!これがとても気持ち良く決まっていてめちゃくちゃツボ
しかし高い音域の声でも破綻しないでここまで出せるのはすごいです

歌い手が気になって調べてみると”ACAね”さんという名前
作詞作曲も自分でなさっているとのこと、すげー
そしてちょっと検索しても姿が全く見えないどころか、顔含めてプロフィールが非公表!驚きました

歌詞についても調べてみてもおっさんの頭脳では理解不能の世界を展開しているACAねさん。ただ混乱させられる歌詞ではなく、ちゃんと耳に入ってくる言葉でそれぞれは意味わかるし楽しいのですが、文章として理解したり前後のつながりを理解していこうとするとたくさんの罠があって挑戦してくる感じです。この辺りはネット上でもいろんな解釈があって面白くて、今を生きる若い人たちの作る音楽や言葉にここまで感動したのは久しぶりです
(この少し前に面白いと思ったのはポルカドットスティングレイです、よく聴いてます)

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