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読書感想「失敗の科学」
たまに本を読んでいます。興味深かったものを紹介
自分のような昭和時代に義務教育を受けてきた人間からすると「失敗」は妬み嫌うものという印象が強いです
その反面、あらゆる学習には失敗がつきもので、失敗しないと上手にならないことはたくさんあります
個人レベルの失敗、挑戦から成功に至るまでの数えきれない失敗、チームとしての失敗、会社の代表としての失敗、記憶の限り数えきれない失敗があってその度に調整して再挑戦したり諦めたりして今の自分になっています
この本には周囲や他人、社会に大きな影響を与えてしまう失敗がたくさん取り上げられています。その背景にある人々が作り出す原因が実に人間らしいところも理解できます。準備不足、勝手な思い込み、プライド、過去の成功、自分も思い当たる節があります
反面教師といえば簡単に片付いてしまいます
自分の失敗でも学んで再挑戦が大変なのに他人の事例をここまで分析して自分にとっての意味を見出すのはまあ大変なことではないかとも思いますが、それでも読むのを止められなかった。本の帯に「小説のように面白い!」と書いてあって、面白いかどうかは個人的なものだけど、小説のように読み続けられます
人は間違うものです
それでもよりよく生きたい、と願う人にとっては学びの多い本だと思います
よりよく、の「よい」とは?については自分の中に答えを求めるしかないと思いますが・・・
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