【絵本紹介】ビロードのうさぎ
こんにちは、mickeyママです。
ご覧いただきありがとうございます♡
私は、子育てのなかでのべ1万冊以上の読み聞かせをしてきました。
そのなかで、良書だと思う絵本・ぜひ読んでいただきたい絵本を紹介します。
こちら。【ビロードのうさぎ】
こどもの頃って、お気に入りのぬいぐるみっていませんでしたか?
私は、クロミミちゃんという黒いうさぎのぬいぐるみや
マリーちゃんという名前の大きいサイズのうさぎちゃん。
キャンディと呼んでいたオレンジ色の女の子。
たくさんのぬいぐるみのお友だちがいて、みんなのことを大好きでした。
私の子どもたちもぬいぐるみが大好きで
ベッドのまわりにも
本棚にも
たくさんのお友だちがいて、
一緒に寝たり、一緒に絵本を読んだり、仲良くしながら成長してきました。
だから。
おもちゃの目線で描かれたこのお話は、ちょっと胸がチクリとします。
病気がちな男の子とビロードで作られたうさぎの物語。
いったん離れ離れになって
うさぎの存在を忘れられてしまうのだけれど。
ふとしたことで、二人はこれまで以上に深い信頼関係を築いていきます。
お互いのことが大好きで
支えあって、いつも一緒にいたふたり。
それなのに・・・・・
このうさぎさんの目で語りかけてくる描写がまた涙を誘います。
最後は、しあわせな姿を見られるので
悲しいだけのお話ではありません。
そして。
「僕たちは、おもちゃを大切にできてるかな?」
ぜひ読んでみてください。
原作:マージェリィ・w・ビアンコ
絵・訳:酒井駒子
ブロンズ新社
2007年4月発行