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「仮想オフィス」技術でメチャ夢が広がる【日経新聞2022.2.25朝刊】

昨日の日経新聞の「仮想オフィス」に関する記事に出ていた企業に興味を惹かれ、websiteを見たら。。。「おもしろい!」と素直に感じました。

「仮想オフィス」からいろいろ楽しい未来の展開が見えて来ます。


1.石川県の能登半島にインターネット上「仮想オフィス」の最大手があることの意味

この記事を読んで最初に驚いたのは、石川県能登半島の七尾市にあるoVice(オヴィス)という会社がインターネット上の「仮想オフィス」の最大手として紹介されている点です。

私もかつて金沢市に住んでいましたが、金沢からでも七尾は非常に遠いというイメージがあります。ちょっと調べて見ると、電車で1時間30分も掛かかるようです。

しかしながら、さすが「仮想オフィス」の企業だけあって、どこに会社があるかは、全く関係ないようですね。

oViceは「仮想オフィス」を売る会社だから、直観的に会社が都会になくても、インターネット上で全く問題ないんだろうなって感じました。

そして、それが成り立つのが、きっと今のVUCAの時代なんですね。


2.広がる仮想オフィス オヴィス、2000社利用 アバターで会話・共同作業【日本経済新聞2022.2.25朝刊】

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記事の概要は、以下の通りです。

2021年秋の内閣府の調査では、テレワークのデメリットの第1位は「社内での気軽な相談・報告が困難」(36%)、第2位は、「コミュニケーション不足やストレス」(30%)だったそうです。

オヴィスは、これらのデメリットを解消できるサービスを提供することで、2021年初めから引き合いが急増、現在、利用企業は約2千社にのぼっているとのこと。

「仮想オフィス」はオンライン上に2次元画像等でデスクや会議室の風景を再現し、接続した人のアバター(分身)が画面上に映し出されるため、実際のオフィスと同じ感覚で働けるとのこと。

記事の中では、「仮想オフィス」のメリットとしては、テレワークでの「生産性改善」「業務スピード向上」「コミュニケーション改善による残業時間削減」の効果について紹介されていました。


3.オヴィスが気になって来たので、早速websiteを訪問してみた

↓以下に、オヴィスのwebsiteのリンクを付けておきました。

ひとことで言うとメチャ面白い。

「となりで話しているような、バーチャル空間を。」というキャッチコピーがワクワク感を醸し出しています。

オヴィスの本社オフィスも見学可能のようですが、平日9-17時ということで今日は残念ながら訪問できませんでしたが、数秒で訪問できてしまうところが凄いΣ(・□・;)!

3-1)オヴィスで実現できること

websiteには、「オヴィスで実現できること」が4つ書かれていました。

❶まるでリアルのような会話
 ワンクリックでアタバーに近づき、いつでも会話を開始できる。

❷様々なコミュニケーションを一目で
 同じ空間で同時に会話ができ、周辺の状況を視覚的に把握できる。

❸カスタマイズは簡単に
 専用のメタバース空間を実現するには簡単にイメージを1枚アップロードするだけ!

❹連携でもっと強く
 イベントをサポートする外部サービスとリンク一つで連携可能。複雑なタブを表示せずにひとつの空間で解決。

自宅にいながら数秒で出社でき、オフィスにいる人と自由に会話ができるのが非常にいいですね。

また、オフィス空間もデザインが可能なようだし、アバターも作れるので、視覚的にも楽しめそうです。

また、「オヴィス本社訪問」「無料体験」「無料トライアル」等の各種体験サービスも取り揃えており、体感後にサービス購入を検討できるのもいいと思いました。


3-2)活用事例も紹介されて非常に興味が持てます

websiteのトップページには、3つの事例が紹介されていました。

❶キオクシア 30階建ての「バーチャルビル」で数百人が勤務

❷外務省とJAPI(日本国際化推進協会)共催 世界40か国以上の帰国留学生が集まるオンライン国際カンファレンス

❸京都橘大学 新棟をイメージしたバーチャル空間で、オープンキャンパスを実施

この事例を見るだけでも、非常に興味深く楽しそうですね。

20年以上前のことですが、サプライヤーであった大手印刷会社を訪問した時、インターネットショッピングモール構想について、紹介を受けたことがあります。

その時は、インターネット上でショッピングモールを開いても誰が買いに行くのだろうと懐疑的でした。
→実際は、まさしく今、実現しています。

しかしながら、昨日の日経新聞の記事とこのオヴィスのwebsiteを見ていると、「仮想オフィス」は、これから、絶対に広がって行くと確信することができました。


4.「仮想オフィス」未来および「ポスト仮想オフィス」

今回の「仮想オフィス」の記事から、今後、こういう未来になるのではと、いろいろ想像(創造)してみました

❶在宅ワークできる仕事が増加
❷会社のオフィスは不要
❸「自分の分身(アバター)がVR空間内で活動」。一方、「360度カメラで撮影した高精細画像技術の活用」の二極化
❹360度カメラを利用すれば、展示会場、ショールーム、工場等の「3D現場」に瞬間移動可能
❺VR居酒屋に友人と行き、メニューを注文するとドローンがすぐに同じメニューを配達
❻友人と一緒に海外旅行体験できる(飛行機→ホテル→観光名所→レストラン他)
❼スポーツ観戦も、競技場にいるのと同じようにリアルに3D試合を観戦
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こう考えて行くと夢が広がりますね。

方向性としては、「メタバース*」の世界と「リアル3D」の世界への2方向への広がりがありそうです。

*メタバース:現実世界に体がありながらも、仮想空間で「あなた」が行動できる空間のこと(by 識学総研website)

以上、私が書いたことは、今の技術でも十分可能ですよね。後は仕組みを作るのと技術精度を高めるだけではないでしょうか。

日経新聞の「仮想オフィス」の記事から夢が広がりましたが、夢というより、ほぼ現実に近くなっています。

皆さんは、この「仮想オフィス」の記事から、何を夢見たでしょうか。


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