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たまには「プレゼン」を学ぼうと手にとった本が優れものだった!

最近、プレゼンする機会が増えて来たので、一度、初心に帰って「プレゼン」の本を読もうとAmazonでいろいろ買いました。

その第一弾が今日紹介する本です。

この本には、プレゼンの技法が8つのジャンルと40のステップに分けて挙げられていました。

それでは、概要を紹介します。


1.デール・カーネギー流 1分で惹きつける プレゼンの技法【名村拓也 著】

この本の著者は、話し方の世界的権威「デール・カーネギー・トレーニング」と、今日、10勝10本塁打を104年ぶりに達成した大谷翔平選手も実践した「原田メソッド」で学び、「論理的で感情に訴える」プレゼンテクニックを生み出したようです。

まえがきには、この本の目的は、「読者の方をプレゼンの達人にさせること」と書かれています。

最高のプレゼンテーターになるためには、以下の8つのジャンルの40テクニックを踏めば誰でもジョブズくんやジョブズさんになれますと言いきっています。

Ⅰ 引き込む技術
Ⅱ 分かり易さの技術
Ⅲ 刺激を与える技術
Ⅳ リアリティを出す技術
Ⅴ リズム・テンポの向上技術
Ⅵ プレゼンターの人間性の向上技術
Ⅶ 説得力を向上させる技術
Ⅷ 無駄を削除する技術

40個のうち、10個くらい踏み外しても問題ないようです。

だから、1つずつ試してみたいと思いました。

「あだ名がジョブズくんになるレベル」を目指してみます。

それでは、この本の中で、私が「これは凄い」と思ったテクニックを簡単に紹介します。

2.相手にメリットを与える(Ⅰ 引き込む技術)

メリットを与えるというのは、相手が得をする話をすることだそうです。

例えば、「感動」「笑い」「有効な情報」だそうです。

メリットのある話をしてくれてる人の話は、聴衆は必ず聞くようです。

つまり、相手の立場になってメリットを考えることで、プレゼンに聴衆を引き込むことができます。


3.言いたいことは1つだけに絞る(Ⅱ わかりやすさの技術)

プレゼンでは、自分をアピールしようと考え、言いたいことを次々言ってしまうという人、多いですよね。

「1つのプレゼン、1つの主張」にしないと、話がボケてしまって、聴衆は、結局1つも覚えてくれないという結果になるようです。


4.「意外なこと!?」を言わなければならない(Ⅲ 刺激を与える技術)

お決まりの話(フレーズ)を言うと、誰も最後まで聞きません。

プレゼンは相手を驚かさなければならないとのことです。

例えば、視聴率の高いテレビ番組は、すべて予想を裏切る展開をしているとのことです。

裏付けをしっかり持った上で常識の逆を言うことで、聴衆はドキっするし、この先も聞きたくなるようです。
例)「食事制限は全意味がない」「運動は逆に体に悪い」等々

5.自慢話は言うな。失敗談を話せ(Ⅵ プレゼンターの人間性の向上技術)

自慢する人は敵を増やすそうです。

そして、イチローや山中伸弥教授のように、そもそも実力のある人は、絶対に自慢しないとのことです。

その変わり、その反対に失敗談は絶対にウケること間違いなしらしいです。

失敗談をすればするほど、聴衆はプレゼンテーターの余裕を感じ、逆に「実はすごい人だ」と尊敬の目で見てくれるようです。

どうしても、自慢話はしがちになるので、日頃から失敗談を集めて引き出しを持っておくといいと思いました。


6.とにかく笑わせろ(V リズム・テンポの向上技術)

ちょっと古いですが、アメリカのオバマ元大統領等の名プレゼンテーターは、「笑い・ユーモア」を戦略に使っています。

・笑は固い雰囲気を壊すことができる。
・笑いでグッと引き込めるから、その流れでプレゼンに集中させることできる。
・笑ったあと、一体感が増すから、リズム・テンポが良くなるとのこと。
・笑わせたあとは、どんな硬い話をしても聴衆は聴いてくれる。

等々、プレゼンにおける笑いとユーモアの効用は絶大のようです。


この本に書かれている40あるうちの、ほんの一部(5つ)のステップを簡単に紹介しましたが、如何だったでしょうか。

興味を持ったら是非、この本を手に取って見て下さい。

 


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