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喉の蝶々が原因だったんだって

やっと念願のというか悲願達成だ、内科に歩を進められた。
先生がなぜもっと早く来ないのかと言うから、簡単に経過に加え今朝も発熱外来で止められてしまった事を話すと「そんなやつぁ、バーカって言ってやれぇ。」
何かスーっとした。そうしても鉄壁は変わらないだろうけど、そう言ってもらえただけで嬉しいです、先生。

先生は、細身の老齢で話し方がぶっきらぼうで、怖い人かと思ったら診察も丁寧で言葉はキツいが暖かい人だなぁと感じる。
「耳の腫れなんかで、こんなにずっと熱がでるわけぁないだろう。ハハハ」
ですよねー。すっきりするなー。先生ファンです!

診察結果、甲状腺だろうと。
甲状腺疾患を得意とする先生を調べて回してくれた。と言ってもちょうど隣の診察室。首を見てもらって、甲状腺エコーと血液検査。では一週間後に来てくださいと言われたので、一週間も待つんですかーと思わずボヤいてしまったら「医者から言わせてもらえば、今まで待てたんだから後一週間くらい待てるでしょう?」だって。
小太り老齢、微笑んでささやくように話す先生なんだけどね。
患者としてはそう言われちゃうとぉ。解熱鎮痛剤だけは、しっかりいただいて帰る。

実は甲状腺じゃないかなと耳鼻科にかかる前から夫がネットで調べて言っていた。その頃はまだ首の腫れも少しだったしそうかな?と。あってたね。
オススメの受診科に耳鼻科もあったのでいいかと思っていたとか。

甲状腺については首なのかなくらいしか私も知らなくて、調べたらのど仏の下のあたりにあって、蝶が羽を広げたような形をしているのだそうだ。
私の首は最初は右側が少し腫れている程度だったのが、今は広範囲に膨らんで普段より滑らかで綺麗な首じゃないかしらと思うくらいになっている。

ネットであれこれ探って、一週間。この間にも痩せ進行で発熱前より4キロ減った。この身長になって最低値を更新中。

そして待ちかねた一週間、発熱から三週間あまり、受診検査結果が出た。
亜急性甲状腺炎で、機能亢進型。まだ初期の方みたい。
先生が、メルカゾールって薬知ってますか?と聞くので知りませんと答えると、飲みますか?と。私が決めるの?と思ったけど早く治したいと思うから、もちろんはいと。

それから薬の副作用のことをマスクとフェイスガード越しに小さなささやき声で説明されたけどよく聞き取れないし何だか聞いた事のない名前で、良く分からなかった。
聞き取れたのは、飲んで合わなかったらすぐに来てくださいということ。合わないってわかりますかと聞くと、大丈夫、蕁麻疹が出たり飲めないからすぐにわかりますよ、とにっこり。

なんだか不安な薬だなー。薬剤師さんにも言われてちょっと飲みたくなくなった。

家に帰って調べたら、やっぱり副作用があるし長々飲み続けるような面倒くさそうな薬だった。
でも、やっとまともな診察を受け専門の先生が処方してくださったんだ。信頼して行こう。少し恐れつつ翌朝から飲み始めた。
飲んですぐにクラっとした感じと目がパシパシする感じ、しばらくして倦怠感があってこれは病院かと緊張しながら様子見していたがどうやら大丈夫て、翌日からはそういうことは何もなくなった。体の慣れなのかな。

とにかく原因がわかって治療が始まって、本当にホッとて嬉しい。それだけで、気持ちが先に向かえる、見通しがつく。
食べても痩せている今がチャンスで、今まで食べられなかったガッツリ系にチャレンジしたい。今しかないかも!
今日はゴロゴロ唐揚げいっぱいの油淋鶏にギョーザまでつけてご飯もしっかり盛った一膳。普段だったら食べられない量で、絶対もたれちゃう。でもお腹は張らず体が満足して吸収しているのが感じられた。明日は、夫がコンビニで彼オススメのあんこマーガリンパンなる高カロリー食を買ってくるという。私は甘い物が苦手なんだけど今なら食べてみたい!と思える。新しい世界が広がってるよ。(笑)

薬は一番少ない処方ということだし、これからじっくりゆっくり喉の蝶々さんが穏やかになるよう、気長に行こう。

これもコロナ禍の中でなかったら、もう少しスムーズに診療まで行けたのだろうけれど、いろいろ良い経験をした。
防御を気をつけて頑張ってくださっている医療従事者の方々、ありがとうございます!鉄壁の守りをしてくださっている受付の方々、ありがとうございます!

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「コロナかな?」からの一連の出来事はここで終わり。
長々とここまで読んでくださってどうもありがとうございました。

後記:その後、治りました。元気でやっています。

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