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なんで私じゃないんだろ

カラスに襲われている仔猫を助けました。

時折、そういう話しを
SNSなどで見かけるけれど
本当にそんな事あるのかなって
思っていました。

たびたび見ている保護猫ハウスのインスタに
あ、なんか気になるかも
というコがポストされたのが6月中旬。

写真をスライドして見ていたら
最後の写真に違和感を感じました。
なんだか足に赤いのが見える。
なんだろう?と。

それから数日後
またそのコの写真がポストされました。
実はカラスに襲われていたところを保護され
足やお腹にケガがあり通院していたのだと。
今は傷跡も治まり元気モリモリとのこと。

やっぱりあの赤いのは傷だったのか。
本当にカラスに襲われることなんてあるのだと
大変な思いをして頑張ったんだなと思うと
ますます気になってきました。

その数日後、今度は動画がポストされ
なんだか胸がドキドキしたので
タイミングがあえば見学に行きますと
DMを送ってみました。

実はその保護猫ハウスは
愛猫ネオが闘病中に
食べきれなかったフードや
猫用グッズを寄付したところでもあるので
相互フォローをしていて
なんとなく知り合いなのです。

それから数日後の土曜日。
午前中なら時間があるから
見学しようかなと思い、電話をしたところ
先約があってその日は会えずでした。

翌週の月曜日。
なんだかどうしても気になるから
お昼休憩中に(在宅ワークです)
突然会いにいったところ
10分位なら見学できるとのことで
会うことができたのですが
里親候補者さんがいるとのことでした。

なんとなくホッとした気持ちと
ちょっと残念な気持ちが混ざりつつ
まあ、こういうのはタイミングだからね
と、そんなに落ち込むことも
ありませんでした。

ちなみにこの日は
見学時間が短く、そのコが寝ていたため
ちゃんと顔を見ることができませんでした。

それから3日後。
いつものようにインスタを見ていたら
募集中!と書いてあって
えっ、里親候補者が辞退したのかな、と
なんだかかわいそうに思っていました。

そして今日は土曜日。
特に予定もない私。
朝、ゴミ出しをして
回覧板がポストに入っていたので見ていたら

いつもマンションのオーナーさんが
手書きでちょっとした小ネタを
書いてくれているのですが、そこに

毎日、暑いですね。
先月、○○○号室の○○さんが
カラスに襲われている仔猫を保護し
保護猫ハウスに預けました。
私もカラスに襲われて
この暑さでカラスもイライラしています。

みたいな事が書いてあって
これって・・・
私が気になっているあのコでは?と。
会いに行ったほうがいいんじゃない?
というお告げなのかと思い
保護猫ハウスに連絡をして
さっき、会ってきたのです。

結果から先にいうと
里親候補者は辞退していたわけではなく
ただ、SNSの情報を
更新していないだけでした。

まあ、そんな気もしていたのですけどね。

そして、どこで保護されたのか確認したら
我が家のマンションを出て
1分もしない公園で保護されたとのことで
やはり私と同じマンションの人が
保護したとのことでした。

まじか。

私は、自宅付近を歩く時は
猫がいないか気にしながら歩いているのに
しかも、こんなに近くにいたのに
どうしてそのコを
見つけることができなかったのだろう。

なんで私じゃないんだろ。

私が保護主なら
もれなく我が家のコになっていたのになぁ。

そのコが保護された6月といえば
私は坐骨神経痛になり
とにかく腰や足が痛くて
外出することがほとんどなかった時でした。

ついでにもう一ついうと
6月の中旬の夜8時頃に
インターホンが鳴ったことがありました。

私はお風呂に入っていて出ることができず
録画されていたのを見たら
集合玄関の外ではなく
我が家の玄関ドアのインターホンだったので
間違いなくマンションの住人でした。

たぶん
○○○号室の○○さん(この猫の保護主)
だったのですが
顔がうろ覚えなので自信がなくて
○○○号室の○○さんに
もしかして、インターホン鳴らしました?
と、話しを聞きに行くことをしませんでした。

もしかしたら
私が愛猫を失ったことを知っている
マンションのオーナーさんから
私ならそのコを引き取るかもしれない
と聞いて、保護した猫がいるのだけど
引き取りませんか?と
話しをしにきたのかなと
本当に推測でしかありませんが
思ってしまいました。

こんなに数々のタイミングがあったのに
他の方に決まってしまうということは
私の新しい家族は
このコではなかったのでしょうね。

今日、会いに行った時に
抱かせてもらったのですが
タイミングを大切にしている私は
特に悔しい気持ちもなく
スッキリしたというか
会いにいってよかったです。

またそのうち
私じゃないとダメなコに
巡り合えるのかもしれませんね。

いや、もう巡り合わないかもしれないけれど
運命に任せるとしましょう。

仔猫でもしっかりお手入れできます
ほとんどの仔猫が寝ていました

そしてさきほど
保護猫ハウスのインスタが更新され
「募集は終了しました!」
と書かれていました。

DMもきて
「募集終了のお知らせが遅くなり
申し訳ありませんでした」
との事でした。

今、ホッとした自分がいます。
絶対に、幸せになってほしいな。

最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。


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