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一年前の今日から

一年前の今日。
私はネオの写真や動画を
たくさん撮っていました。

私も一緒に写っていて
その顔は泣きはらした
いつもより更に増し増しな
ブサイクな顔ばかり。

ネオの顔はかなり辛そう。
今ならわかる。
痛みをこらえている顔だってこと。

腎臓病末期の猫さんは、皆
同じような顔をしていると
何かで見たことがあるけれど
まさにその表情で
目が細くなり釣り上がっていて
怒っているみたいな顔をしている。

あたりまえだ。
これは痛みを我慢している顔だ。
だから皆、同じ顔に見えるのだ。

この時の私は、ネオが今にも
いなくなってしまうのではないかと
自分の不安な気持ちばかりを
優先していて
ネオがどれだけ痛みをこらえていたのか
わからなかった。

今、写真を見る限り
かなり痛かったのだろう
辛かったのだろう
ということがわかる。

どうして
今のネオのその痛みを
取り除くことを優先
して
あげれなかったのだろう。

もちろん、何かあったら
すぐに病院に駆け込んでいたけれど
それは何かあったことに対しての処置で
痛みを抑える処置をしてほしいと
獣医さんに話していなかった。

バカだ、私は。

どれだけ辛かったのだろう
我慢していたのだろうと思うと
泣けてくる。
泣いたって仕方ないのに
申し訳なくて泣けてくる。

自分のベッドで寝るネオ

ネオはいつも寝る時に
私のベッドで一緒に寝ていたのだけれど
あまりにも体が辛かったのか
自ら自分専用の介護ベッドで
寝るようになったのが
ちょうど去年の今日でした。

私はすごく不安になって
自分のベッドマットを床に敷いて
ネオのベッドの横に並べて寝ることにして
(ネオは少しイヤだったみたいだけれど)
結果、10日ほど連続で
床で並んで寝ました。

去年の今日から
どんどんどんどん
悪くなっていったから
それを思い出して
これからのnoteは
ネガティブな発信が
多くなってしまうかもしれません。

守りたかった小さな手

ネオ、ごめん。
自分の不安な気持ちばかりで
ネオのことを
見ていたようで見ていなかった。

今、申し訳ない気持ちで
いっぱいです。

最後まで読んでくださり、目に留めてくださり、ありがとうございました。


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