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年収をアップしてお金持ちになる方法①

 私自身はまだ、社員数20名に満たない会社の社長ですので、自分が会社に勤務していた頃に比べ、ほんの数倍くらいの年収です。
 でも、自分の収入を上げられるということは、会社の売上・利益が十分にアップしている証であり、同時に従業員の年収も上がっていることを意味します(一部、従業員にはボーナスを払わず、自分の年収にしか興味のない社長もいるようですが、この場合、いずれ年収は下がっていきます)。そのため、社長という役職の方は「お金持ちになる」ことに対して、絶対に遠慮なんかしてはいけません。

 こんな話をすると、特に日本人に多いのは「お金持ちになるのは、汚いことだ」「そんなにお金がほしいのかねぇ」という反応。
 ただ、私は50年以上生きてきた経験から、こういう人に限って、誰よりもお金がほしいと思っていて、誰よりもお金に意地汚いということを、よく知っています(笑)

 私は、お金を稼ぐということは尊いことであり、しっかりと稼ぎ、いっぱい税金を払って、国や社会に貢献することが社会人、特に起業家にとって大きな責任だと考えています。「働き方改革」も大事ですが、こんなことを真に受けていては、絶対にお金を稼ぐ人にはなれません。ぜひ、多くの方がバリバリ働いて、お金持ちを目指す方が増えてほしいと思っています。

 ところで、年収をアップする。お金持ちになる。
 これには、ほとんど選択肢がないことを、ご存知でしょうか。

 もちろん、たまたま買った宝くじが当選し、億万長者になった方もいるでしょう。あるいは、美人に生まれたことで、大金持ちの玉の輿に乗る人もいると思います。

 ただし、それは確率からいえば、非常に「まれ」なことで、そんな偶然に期待して生きていくのは、常識的ではありません。では、一般人が、年収をアップしてお金持ちになるには、どんな方法があるでしょうか。

 私は、20代後半くらいから、お金持ちになった方の伝記や、名経営者の書いた書籍を読むのが大好きでした。それは、まあまあ努力している割に、あまりにも収入が低かったからです。
 また、「となりの億万長者」のようなお金持ちを研究した本や、「成功哲学」など自己啓発の本も好きです。これらの書籍を読むと、「幸せになれる」かどうかはともかく、少なくとも「お金持ちになる」には一定の法則があることがわかります。

 このテーマは今後、しばらく継続するつもりなので、第1回となる本記事では、一番わかりやすい考え方からスタートしたいと思います。

 誰かに、何かを提供することで、お金を得るものですが、自分がもつ商品やサービスを、、、

(1)いかに広く提供できるか(多くの人をお客様にする)
(2)いかに深く提供できるか(少ない人をお客様にする)

 これを考えて、自分の方針や適性をふまえ、仕事を選ぶことが大切です。

 わかりやすい例として(1)の場合は、スポーツ選手、お笑い芸人、役者、宗教家などが典型です。多くの人から、浅く広くお金をいただくことで、収入が増えるという仕組みです。

 一方、(2)には、心臓外科医、やり手の弁護士、パイロット、売れっ子経営コンサルタントなどがふくまれます。社長も、これに該当するといえるでしょう。

 よって、お金持ちになりたければ、自分の人生と真剣に向き合い、まずは(1)か(2)を決定しなければなりません。間違っても、

「いつか1億円の宝くじが当選しないかなぁ」
「お金持ちの男性と結婚できないかなぁ」

などと考えないほうが賢明です(実際には、そんな考えで生きている人はいっぱいいるのですが……)。

 次の回では、テーマをもっと掘り下げて、具体的に役立つコンテンツをお届けしたいと思います。

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