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教会の静寂の中。温かい音を聞いた
先日、牛込聖公会聖バルナバ教会で行われたコンサートに行ってきました。
聖バルナバ教会は1878年設立、2008年に130年を迎えた聖公会の教会です。
今は活動休止となっています。
リコーダー、チェロ、ギターの音楽会
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良く響き(さすが教会)音の通りが良いですね。そういえば教会堂の中ってワンワン音がするようでしっかりお話は聞こえますものね。そういう設計になっているのでしょう?
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[ルネサンス期のベネチアの貴族たちは、音楽を“ステレオ”で聴いた最初の人々かもしれない。教会の建築にもたらされた変化は、別々の場所で歌う聖歌隊の声をはっきりと分けて聞かせることを目的としていた可能性のある]。
ニューヨーク大学で音響学を専攻するブラクストン・ボーレン(Braxton Boren)氏の研究チームの話です。マイクも音響設備もない時代にも大勢の人々にお話がはっきりと伝わるように考えられていたのだなぁと思い出しました。
当日のプログラム
小林純生:森から聞こえるのは……….(リコーダー・ソロ)
クーレンス・バーロウ:…….until….Version 7 for guitar
徳永 崇:安芸仕掛
徳永 将豪:leverage
川口 孟:For chromatic scales
ディラン・ラルデリ:Glow Close Ⅱ
近年の現代作品でこの組み合わせでの新しいアプローチは新鮮でした。どの楽器も達人による名演でした。あの空間でのあの音、あの空気感。この時この場所でなくては得られない経験でした。
教会という場所は他者に何かを伝える空間としてとても素晴らしいです。もっとここで音楽が聴けたらと思いました。
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