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現代スペインチェンバロ音楽 使用楽器について


時々演奏会で使用した楽器について質問されることがあります。
確かにチェンバロはモダンチェンバロ、ヒストリカルチェンバロはもちろんですが、ヒストリカルの場合はオリジナル楽器は誰なのか、いつのものか、現代に製作されたものであったらその製作家は誰なのか、とても重要なことです。
また個人でない場合もあり、メーカーとして長年製作してきた楽器会社もたくさんあります。

私はコンサートやレコーディングでは製作家、調律法なども記録するべきと思っています。
古いレコードには絶対と言っていいほど書き残してないですね。もったいない!
ジャケットの写真や音で(モダンかどうかくらいしかわかりませんが)判断するしかありません。

実は音楽は調整者 (調律師)の力が大きいものです。良い調整ができていたらそれだけでかなり気分が良く演奏できるものです。
それには調整者の理想とする楽器の状態が非常に大事です。

今回も良い調整でお願いしますよ!

来週です。


フレンチモデル

 P・TASKAN モデル
 製作者 MATTHIAS KRAMER (ドイツ) 2002年作


今回使用楽器です。


まだお席ございます。
よろしくお願いいたします。

ご予約
メール:mh.concert@gmail.com











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