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チェンバロ奏者の日記です。音楽のこと、美味しいもののこと、素敵な人のこと。日々のぶつぶつを書こうかな?
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2023年7月の記事一覧

フローベルガーの10の組曲

フローベルガーの10の組曲

Johann jabob Frobeger(1616 ~1667)の10の組曲集の巻末の可愛い絵に惹かれて調べてみました。覚書きです。
楽譜はAmsterdamのEstienne Roger.n.dから出版されました。
作曲年、出版年ともに不明。
マニュスクリプト。
アムステルダムの音楽出版社 Estienne Roger.n.dという会社は当時Walsh, Tellemann, Boivinとい

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iPad 用のペダル

iPad 用のペダル

iPad用のペダルも買ってみました。

専用のは売り切れていたのでとりあえずamazonで買ってみました。
サクサクと譜めくりが出来、なんてスムーズなんでしょう!
モダンチェンバロだとこの辺の位置になりますかね。
右足で踏みます。
もともとモダンチェンバロのペダル5本を両足で操作しますので、+譜めくりペダルが加わり、混乱中です。

ヒストリカルなら全く問題ないんですけど。(楽器にペダルがないですか

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チェンバロの音の作り方で悩む

チェンバロの音の作り方で悩む

これなんですけどね。

これの意味するものは第2鍵盤(上の鍵盤)で8フィートと16フィートをaccompagnamento(一緒に)といった意味です。この2つの音色を重ねて音を作ります。
と言うことですが、
まず16フィートはモダンチェンバロの下の鍵盤にのみ備わっています。
少なくとも私のノイペルトチェンバロは下鍵盤に8 と 16.
上鍵盤は8 と 4です。
ノイペルトで弾こうとすると、表記の仕方

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まだまだ続くよ!現代スペイン。

まだまだ続くよ!現代スペイン。

やっとiPad に慣れてきたので楽譜をスキャンして保存中です。
現代音楽の楽譜は大きさがバラバラで不規則なんですよ。
今まではコピーを取るのがとっても大変で実際の楽譜で弾いていたんですが、不便と言えば不便でした。
さすがに自筆譜ではないですが、直接書き込みをして頂いた楽譜や貴重なサインや全部持って歩いていたようなもので、あ~ぁ、恐ろしい!
思い切って切り替えて良かったです。
今は先日の作品のモダン

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