見出し画像

本屋の本 離島の本屋

本屋の本がとても好き。
本屋には本屋ごとにそこだけの空気や時間がありますね。人には本屋が必要だから、離島にだって本屋があって、人が本を買いに行く。離島だって離島でなくたって、それぞれの本屋はそれぞれにおもしろいのだけれど、離島の本屋ばかりを旅するこの本は、離島と、本屋、2つが重なるコアなアイテムが収集されていくのがまたさらに興味深く。
著者の角度のある視線と軽やかさのある語り口が楽しい。
この本が、ひとりでも多くの人の手にとられたらいいな、と思う。
そしてそんなふうに思う本が1冊ずつ増えて、みちのそらはいつしか少し、本屋になりました。1冊1冊の中に、全く別の世界が広がっていく、深まっていくことを思うと、本棚の前にいるだけで豊かな気持ちになります。1冊の本が、誰かの手にとられることを思うと、ちょっと幸せな気持ちにも。それで、みちのそらは、オンラインショップも始めました。みちのそらに来られない方にも、みちのそらから、本を届けることができるのは、なかなかすてきなことのように思えるのでした。

『離島の本屋』 朴順梨 著 ころから刊 ¥1600+税

オンラインショップからはもちろん、メール、電話等からの通信販売も受け付けています。

オンラインショップ→https://michi-sora.stores.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?