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はじめまして、ミチシロカです。 〜IT企業が始める新たな教育×地域づくりのカタチ〜

はじめまして、「ミチシロカ」のnote編集担当です。
本日よりnoteを始めてまいります。よろしくお願いします!

ミチシロカは、北海道内で地域貢献・地域活性化に寄与する体験型教育プログラムとして2022年夏に初めて開催しました。

※夏の募集はすでに終了しています。

ミチシロカの運営しているのは「お客様に頼られる地域のITパートナーを目指す」を企業理念に、北海道をメインに地域を拠点としたITソリューションを提供する中央コンピューターサービス株式会社という会社です。

なぜITソリューションを提供する企業が、教育×地域づくりの取り組みをおこなうのか?
このnoteでは、ミチシロカに込められた想いや実際の取組内容についてさまざまな語り手・切り口でご紹介していきたいと思います。

note第一弾は、ミチシロカにとりまく社会的な背景やロゴに込められた想いについてご紹介します。

なぜミチシロカが生まれた?

人口減少・流出、地域産業の衰退、後継者不足など、地方をとりまく環境が大きく変化

「ミチシロカ」を運営する中央コンピューターサービス(以下、CCS)は、1981年の創業以来、 「私たちは、お客様に頼られる地域のITパートナーを目指します。」という理念のもと、全国の多くの自治体様と様々な取り組みを実行しています。 

その過程の中で、IT以外の相談事をいただく機会も多くあります。「少子高齢化に伴う人口減少・人口流出」「地域経済・地域産業の衰退」「地域事業者の人手不足・後継者不足」等、地方・地域を取り巻く環境は厳しさをましており、ひいてはこの厳しさは、少子高齢化が加速する日本全国が直面する厳しさにほかなりません。
その意味において、地域は「課題の最先端が存在する場所」であると我々は考え、これからの日本を担っていく若者にこそ、地域をフィールドワークにした学びの機会を持ってもらい、これからの国づくりに活かす学びを得てほしい、そう考えています。

人口減少の悪循環のイメージ図(資料:国土交通省)

都市部の学生が卒業後にUターン・Iターン・Jターンが選択肢の一つに。キャリアの多様化

一方、学生のキャリアの考え方も大きく変化しています。都市部の学生は、一昔前までは「そのまま都市部で就職」が一般的でした。が、その第一選択が多様化しつつあり、卒業後のUターン・Iターン・Jターンも選択肢として一般化してきています。そのため、在学中から自身の将来像・未来像を模索し、「生き方」や「働き方」をよりリアルに探究する傾向が強まっていると感じます。 

上記の「地方そしてこれからの日本をとりまく環境の変化」と「学生のキャリアの多様化」の観点から、CCSが有する地方自治体様、そして大学・専門学校教育機関とのリレーションを活かしつつ、「未来を担う若者(大学・短大・専門 学生)」と「地域の活性化を希求する地方自治体」をマッチングする教育プログラムを考えられないかと思案・検討し、“ミチシロカ”は生まれました。 

ミチシロカに込められた想い

“地域”と“学び”を通じて、地域・学生をつなげ、地域の魅力を再発見・再認識

「ミチシロカ」は、世の中にある、単発的イベントのような就業体験プログラムではなく、体験プログラムそのものを“教育”や“学び”と捉え、自治体サイ ド・大学(生)サイドが共に継続的に実施できる仕組みです。

ミチシロカのロゴマーク

「ミチシロカ」のサービス名には、未来を担う大学生が自分自身の「道(=ミチ)を知る」「未知(=ミチ)を知る」きっかけにして欲しい。若者の真っ白(=シロ)な未来、無限に広がる可能性を地域(=ローカル)でこそ見つけて欲しい。そんな想いがこもっています。

わたしたち中央コンピューターサービスは、“地域”と“学び”を通じて、自治体・地域事業者・大学生・大学機関をつなげ、地域の魅力を再発見・再認識できるプログラム(ミチシロカ)を提供することで、「地域のミライのかたち」を共に考えていきます。

地域固有の魅力を体験する教育プログラム

地域が抱える課題や魅力と向き合い、体験する教育プログラム

ミチシロカは、大学生・専門学校生を対象とした体験型教育プログラムとして、開発・提供・コーディネートをおこないます。

全体コンセプトは以下の図の通りです。

ミチシロカの全体コンセプト

2022年夏のミチシロカはPoC(概念実証)として、北海道の2つの自治体で開催しました。

真狩村

真狩村から見える蝦夷富士・羊蹄山

音更町

音更町は”モール温泉”で知られる十勝川温泉が有名

それぞれの自治体で、学生6〜7名が5日間のフィールドワークを実施。農作業の手伝いなどではなく、自分たちで町・村の中に飛び込み、地域のリアルな声をヒアリング。学生主体で、自ら行動して課題解決・魅力創出に向けたアクションを考え、実行しました。

地域の農園さんにインタビュー。畑の観察にも余念がありません。
村内のコテージでディスカッション

次回予告:ミチシロカに関わる人たちのストーリーをお届け

今回のnoteは「ミチシロカってそもそも何?」をまとめてみました。
次回のnoteから、いよいよミチシロカに関わる方のストーリーを配信します!
ぜひお楽しみに!

<最後にお知らせです>

ミチシロカの活動をまとめた冊子を鋭意製作中です。今後の地域活性化や地域連携活動・大学との連携活動などのご参考になる冊子で、ご希望の自治体様・教育機関様等に無料でご送付いたします。
下記の連絡先までご連絡ください。

中央コンピューターサービス株式会社
生涯学習事業部
担当:入交(いりまじり)
電話:050-3614-1115
Mail:michishiloca@ccs1981.jp
URL:https://www.ccs1981.jp/


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