SNSの功罪
今更ですが。
私はSNS賛成派。功罪では「功」が断然多いと思っています。
最近は嬉しいことに、既存オールドメディアに、新興SNSが勝つということが増えたように思います。
知事選然り、財務省(別名ザイム心理教)の国民泣かせのさまざまな裏工作もネット上では当たり前のように発信が行われています。 闘病中でも我々のためにリスキーな情報を教えてくださる森永卓郎氏にも感謝ですね。
兵庫の選挙については当初さほど興味なく、ですが、前知事がやたらと悪くて、周囲は困り果てているけれどやめない強靭メンタルの持ち主。ということしか知りませんでした。というよりそれが事実ではない、とすら疑っていなかった私なので。強きメンタルは羨ましい限り、なんて横目で見ていましたが。Xを開くことがこの一年増えたこともあり、一つのネタにつき追い切れないほどの賛否が繰り広げられます。また物事の真理でもありますが、一つのものや人にも必ず、良しという人、ダメだ、という人に分かれます。
まさに<賛否両論>です。
ただ今回の選挙などは、前知事S氏をなんとしても下ろしたい人たちが悪意を持って一つの出来事に尾ひれをつけマスコミに流して、そうではない!という人々はSNSで反論を発信しました。みるみるオセロの黒がほぼ白に塗り替えられるように、風向きが変わったのを遠くから眺めておりました。
S氏の悪事とされたことには結果証拠もない、一方で他の政治家などの悪事はしっかり証明され。また実名で擁護する方も見受けられそれなりの想いがあることもわかりました。 何より「人となり」も大事ですが、県政のこれまでの効果が県民の一票につながったとも言えます。
それにしても思い起こせば、サリン事件で無実の方がインタビューを受け、見る側に不信感を抱かせる演出があった。その後その方は純粋に被害者のお一人で、その後の看病に余生を捧げる様子を見て胸が痛くなったのを思い出します。彼は二度と地上メディアに心を許すことはないでしょう。
脱線しましたが、SNSにはもちろん<罪>の部分もあります。誹謗中傷はもちろん、<ルッキズム>を拡散したこともその一つでしょう。言葉は時に最も鋭いナイフとなります。スクロールすれば皆、Kpopアイドルのように全て形の整った男女がわんさか出てきます。芸能人???ではないのですけど。一方で整形も昔より随分と受け入れられてきました。やっぱり物事には良い面悪い面が必ずあるのですね。
兎にも角にも、勝てるはずのない地上オールドメディアにSNSの底力を突きつけたような出来事が知事選でした。 単純に若者しかやらないSNS、ではなくなりつつあり、70代80代以上の方々がそこに参加していけば、少子化を嘆かなくても、母数が増えますからね。SNSがいい!!という意味では全くなく、テレビで言われる事柄ってほんとかな???って「自分の頭で考える」「自分で調べてみる」ことこそが民主主義だと思うのです。
余談ですが、44歳と60歳が老化加速の歳とも言われ、その一つに<自分の頭で考えなくなる>ことが老化現象の一つ、という医学者のご意見を聞きました。確かにね、調べたり考えたりが面倒になる、というのもわからんではないけれどアンチエイジングの一つとして、捉えてみてはどうでしょう。
海外のドラマでは電話も検索も全て音声でスマホに指示していますよね。このことを見てみても日本は後進国だと痛感します。
私はスマホ依存に近い生活かもしれないので、自重しながら過ごしていこうと思います!!! 皆さんはどうですか。