分かるはずがないこと

一番大好きな季節なはずなのに、
暑さに耐えられなくて、秋が来ることを待ち望んでいたりする、
今日この頃。
夏ってこんなにしんどい季節だったっけ…


転職活動をしていく中で、選考の前に面談のお時間をいただいた。
定型的なものではなく、フランクな雰囲気の中
ビジョンやミッションでは提示していない、
根底にある信念を感じることができた。
ありがたい貴重な機会だった。

いろいろお話をお伺いする中で、特に印象的なお話があった。

この2つは明確に分かりえないと思っているんです。
『明日のこと』と、『他人のこと』
明日のことは誰にも分らない。だから挑戦し続けるんです。
他人のことだって分かるはずがない。だから対話をし続けるんです。

本質を突かれた気がした。その通りだ。

『他人のこと』
コミュニケーションの不具合で関係性が壊れ、
それを機に、傷ついたり自信が持てなくなったり。
さらに日常に支障が出てしまう。
本当に悲しい。

他人のことなんか分かりあえるはずがない。
だからこそ、向き合い、対話を重ね、
少しでも理解しようとお互いが歩み寄る。
こんな関係性ができたら、
もう少し過ごしやすくて生きやすい、
さらには「頑張ろう」って思える環境になるはずなのに。

どう伝えたらいいのか。どう関わったらいいのか。
当事者たちの間に挟まれ、悶々とするここ数ヶ月。
ただ私は、心地よい環境になるだけを願っているだけ…。

「向き合うことの大切さ」
そこに気づいてほしいけど、人によって尺度は異なる。
尺度の違いをどう埋めるのか。
残りの数ヶ月、私自身も向き合いたい。