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人が夢中になっている瞬間は美しい。

人が夢中になっている瞬間は美しい。その中で変化がある。成長がある。気づきがある。学びがある。そんなことを感じるこの頃。

9月も中盤に差し掛かる。すっかり8月の暑さは終わってしまい、秋に備えた季節になっていることを感じる。まだコロナはおさまりそうになく、今週は免許更新で地元に帰省するけれども、家族には会えずそのまま帰ってくる。もちろんそんな帰省は初めてだから寂しい。

先週、プレイフル・シンキングという本を読んだ。ワークショップという概念を日本に持ち込んだと言われる上田先生の最新の著書だ。一気に読み終え友人に「おすすめの本が出たよ」とテロのようにメッセージを送りまくった後に、少し前のことを思い出した。(おすすめの本があった時に誰かに連絡を送りまくる習性があります)

2016年。プレイフル・ラーニングという本に出会ってから「学びの領域」にどっぷりはまることになった。学びの奥深さとコミュニティとして学んでいく楽しさを知った原点とも言える本。学ぶほどに領域は広がっていくし、世の中が少しずつ分かってくる。「学ぶこと」はスキルであり、学ぶことで人は繋がりコミュニティは出来る。運営をしている「POOLO」はまさにそうだ。

「学びが楽しい」と感じた原体験は、大学受験の時の数学の参考書の青チャート。浪人をすることになったので、追加でもう1年受験勉強をしたのだけれども、数学の問題を問いている時は快楽に近かった。駿台の森先生、雲先生という2大名物講師が「エレガントに解きましょう」と言っていたことを今でも覚えている。エレガント…!おお、エレガント…!なんて言いながら問いていたのだから、きっと変な受験生だったに違いない(ここだけの話です)

そこから時を経て10年近く。また学びが楽しいと思える時が来た。世界一周の旅を終えてからだ。世の中には知らないことが多すぎた。知らない人が多すぎた。言語、宗教、民族、ご飯、習慣。そこから「旅大学」と名付け学びのコミュニティを始めた。この運営を始めてちょうど1年経った頃に出会ったのが、プレイフル・ラーニングという本。ああ、こんなに学びを体系化したものがあるのかという驚きと、「楽しさの中に学びがある」というフレーズに目を奪われた。そしてこれからの人生において「楽しさ」を追求することを決めた。

そこから5年近くが経つ。学びは相変わらず楽しい。そして、楽しさは誰かの役に立つともっと楽しいということが最近の学びだ。楽しさを身にまとう。自分で楽しさを作れる人になる。そして、楽しませあう社会を作る。

POOLOはそんな思いで運営しているけれども、8月を駆け抜けていたメンバーをみて純粋に美しさを感じた。何かに夢中で熱中している人は美しいのだ。

コミュニティはいつだって楽しい。

おわり。

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ありがとうございます!また新しい旅に出て、新しく感じたことや学びを言葉にできればと思います!あるいは美味しいお酒を買わせて頂きます。そして、楽しい日常をみなさんにお届けできれば。