今週のオススメ本の紹介。「観光再生」と「自分のために生き、みんなのために生きる」
今週はオススメの本のご紹介です。「観光再生」と「自分のために生き、みんなのために生きる」の2冊。
いやー、最近読んだ本の中ではかなりヒットしてます。全力でオススメしたい。
観光再生
観光に関わっている人なら必ず聞いているサスティナブルツーリズムの話から始まり、技術の視点、これからのトレンド、業界として付加価値の増し方、そして最後は人材育成の話とかなり盛りだくさんの視点がある。そして、本当に大切な項目ばかりなので会社のバイブル認定をしたいほどだ。
個人的には、#02で触れられているリジェネラティブ・トラベル。サスティナブルツーリズムを超える概念。
「サスティナブルツーリズムは現状維持。つまるところ観光地をめちゃくちゃにしないことにすぎない」とニューヨーク・タイムズで語る准教授の言葉がなるほどなあと。
他にアメリカのDMOのマーケットの大きさや日本でも観光マーケターに高水準のポジションを作っていることは知らなかったで学び。
観光という手段は改めて面白いと感じている。GDPとウェルビーイングの双方に貢献できる産業だと思っていて、僕は最近また魅力を感じている。
やまとごころの代表の村山さんが著者。まだお会いしたことないので、ぜひ今後お仕事もご一緒したいなあ。
「自分のために生き、みんなのために生きる」
ルソーのエミールって、受験勉強で一度は聞いたことがあると思う。一度も読んだことがなかったんだけれど、最近の「自由に生きよう」みたいなみたいな時代では学び多き本だと思う。
"自分も含めたみんなが得になるような"ルールを作っていくこと。これがルソーの思想的な課題らしいのだけれど、めちゃど真ん中。
もしかしたら、人間が自由に幸せに生きるために大切な要素ってもう昔から分かってはいるのだけれども、実現するのが大変なんだろうな。と感じた本でした。
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