私の生活保護生活の心の支えは、人権思想です

私は、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)という発達障害と、統合失調症という精神障害を持つ、精神障害者です。

私は、発達障害の影響で、職場を転々としてきました。アスペルガー症候群の影響で、他人とコミュニケーションがうまく取れず、人間関係を構築するのが難しく、職場に居づらくなってしまうのが常でした。

現在は、生活保護を受給しながら、就労継続支援B型事業所の利用者として、時給100円で働いています。

病気などによる、不可抗力の生活不能の際には、社会保障を受けることができる、とうたっているのは、世界人権宣言です。

生活保護は社会保障です。私が人間らしく生きていくための力を貸してくれるのが、社会です。私は、社会に対して、とても大きな恩を感じています。絶対に、将来ものすごい作家になって、社会全体を指導するような本を書き、社会に恩返しするんだと、私は心に誓っています。

私は、発達障害と精神障害があるため、一般就労では働きづらいです。考え方によっては、私は役立たずで、社会にとっての重荷です。考え方によっては、私なんていない方が、社会のためになるのかもしれません。

でも、そんなふうに考えて生きるのは不幸です。自分は役立たずで、価値がないから死んだほうがいいなどと考えるのは不幸です。とても不健康な考え方です。

私がそんな不健康な考え方をせずに済み、明るく楽しく生活できているのは、人権思想のおかげなのです。不可抗力の生活不能なのだから、社会保障に頼っていいんだよ、という人権思想に、私は救われました。

この世に生まれてきた以上、誰もが人間らしく幸せに暮らす権利があります。幸福追求権という人権です。

私は、生活保護のおかげで、生活できています。お金がないからものを盗むといった、犯罪に手を染めることもありません。私が犯罪を犯さないことは、周囲の人の安全安心にも貢献していることです。

もしも、不可抗力の生活不能の人を放置したら、どうなるでしょうか?その人は、生きていくために、犯罪に手を染めるしかありません。不可抗力の生活不能の人を放置することは、治安の悪化を招くのです。

だから、生活保護は、不可抗力の生活不能の人が救われるのはもちろんですが、その人の周囲にいる人の安全安心にも貢献する制度なのです。

生活保護費を負担するのが大変だからといって、生活保護制度をなくすと、間違いなく治安の悪化を招くでしょう。

とはいえ、私は、いつまでも生活保護に頼ってはいないと心に決めています。私は、経済的自立を目指して活動しています。その努力の一環として、有料note記事の販売を行っています。有料note記事の販売は、私にもできる仕事なのです。

もしも、あなたが病気などの不可抗力の生活不能となったときは、遠慮せずに、生活保護に頼ってください。不可抗力の生活不能の際には、社会保障を受けることができるのは、人権なのです。

そして、世界人権宣言も読んでみてください。きっと、新しい気づきがあると思います。

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