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ロシアでの育児④

前回の育児誌から数カ月が経過してしまいました。

皆様如何お過ごしでしょうか?


季節による服装変化

日本での0歳はどんな格好で散歩するだろうか。
そもそも散歩をするという習慣がないかもしれない。
以前もお伝えしたが、ロシアでは2時間は子供を散歩させなければならない。
秋になると途端に寒くなるロシアは、服装を考えなければならない。
日本よりも朝晩と昼の温度差が大きいのである。
大人でも体温調節が難しいこの時期、乳児期の子供はもっと注意しなければならない。
夏は肌着と半袖という、日本とあまり変わらない服装でよいが、秋は外出する時間によって変えなければならない。

10月のある日子供を散歩に連れていくと、突然知らないおばあさんに怒られた。
「どうして帽子をかぶさせないの?危ないわよ」
ロシアでは冬に帽子は必ずかぶらなければならない。
しかし10月のまだ15℃くらいの時に、怒られたのだ。
おばあさんが言うには、乳児期の子供には初秋からニットの帽子をかぶせるべきだというのだ。

そのおばあさんは、私たち母娘と一緒に帽子を買いに行ってくれたのだ(他人である)
モスクワでも週末になると道端に市場が出ることがあるが、私たちが住んでいたカルーガでは子供服のみの市場や八百屋さんなど、市場がひしめき合っている場所があった。そこで一緒に買い物をした。

月刊ショパンでの連載でも記載したが、服はあまり買わなかった。
布を何枚も何枚も巻いて、そして子供が入れるような大きなジャンバーを着させて散歩した。


乳児用ジャンバー


※コンサート情報
手嶋沙織ピアノリサイタル ~オールラフマニノフプログラム~
日時  11月7日(火) 19時開演 
場所  ルーテル市ヶ谷


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