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「あのときのシウマイ弁当」from神奈川

崎陽軒さんの「シウマイ弁当」といえば、神奈川県横浜市を代表するトップofお弁当。どこに出しても恥ずかしくない、駅弁界のスーパースターです。


先日、横浜高島屋にある崎陽軒ショップで「あのときのシウマイ弁当」という期間限定商品を見つけました。もちろん速攻確保です‼

店員さんに注文する時
「すみません、〝あのときのお弁当〟ひとつください」と言ってみました。
略すとちょっと不思議です(笑)。

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帰宅してシャワーを浴び、この後なーんにもしなくていい、後は寝るだけの体制を整えます。酒(この日は梅酒ロック)を準備し、さあ、「あのときのシウマイ弁当」開封の儀です‼


……と、その前に、かけ紙を鑑賞しましょう。

「1964年を懐かしむ……」と右上に書かれたかけ紙。現行のものより色味がシンプルです。書体にもなんだか時代を感じます。

右下には、なんちゃって製造日印。「再現 1964.10.10 あのとき」、こういう遊び心も楽しいですね。


紐をほどき、かけ紙とフタを取って、さあ、ご対面‼

……なんだか茶色い(笑)。おかずがナチュラルカラーです。

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現行のシウマイ弁当との違いを列記してみます。

✓ シウマイの数(現行5個)
✓ 豚の天ぷら(現行からあげ)
✓ セロリの塩漬け(現行ない)
✓ レンコンの煮たの( 〃 )
✓ 福神漬け( 〃 )
✓ たまり漬け的なお漬物(現行紅ショウガ)
✓ かまぼこが白い(現行紅白)
✓ たまごやきがない!
✓ あんずがない!

参考に、崎陽軒さん「シウマイ弁当」の紹介ページを貼り付けておきます。

現行のシウマイ弁当と比べると、かまぼこ(ピンク)や、たまごやき(黄色)といった、お弁当の彩りに違いがあります。


新鮮に感じたのは、豚肉の天ぷらですかね。シウマイも豚肉なのに、豚肉かぶりだったんだ、えーっ(笑)て。

セロリはシャキシャキでおいしかったです。でも、セロリって好き嫌いわかれるから、不人気だったのかもしれません。ごめん、セロリ。


あとは何と言っても……あんず! あんずがない! 昔は入っていなかったんですね、知らなかった。

オールアバウトの記事によると、あんずが入れられるようになったのは、昭和43年のこと。ああ、それじゃあ私、知らなくてしょうがないや。

途中、さくらんぼに代わった時期もあったそうですが、5年ほどであんずカムバック(ネット情報。これは知らなかった!)。よっぽど根強いあんずファンがいたんでしょう。

気持ちわかるわー。私もあんず大好き!  あんずを最後に食べてこそ、「あー、シウマイ弁当食べきったー! おいしかったー!」と実感できます。もはや儀式的なものです。

「あのとき~」には、それがないのはちょっと残念(笑)。

私は〝あのとき〟=1964年を知らないのですが、「あのときのシウマイ弁当」を食べて、なんだか懐かしい気持ちになりました。

2021年9月5日まで(予定)の限定発売だそうなので、食べてみたいという方はどうぞお早めに!






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