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あなたの居場所はどこですか?

佐久平女性大学の第2期生の入学式が行われました。

4月23日、佐久市佐久平女性大学第二期生の入学式が行われました。今年は、先日卒業したばかりの第一期生から、歓迎と励ましのことばもあり、温かい空気の中の入学式となりました。 小宮山洋子さんからは、「チャンスがきたら、必ずチャレンジする、人の...

Posted by 佐久市 on Monday, April 24, 2023

佐久平女性大学は、佐久市の男女共同参画社会の実現に向けた事業の名称で、去年開校したばかりの市民大学です。

昨年度末、第1期生の卒業発表はそれはそれは素晴らしくて、大感激でした。

そもそものきっかけは夫経由で黒沢梢学長と出会ったことです。
当時コロナ禍真っ最中だったので、黒沢さんに初めてお会いしたのはオンラインでした。
「バリキャリ」とお聞きしていたのですが、すごくキュートな方で(オンラインだと小柄な印象だったのですが、実物は大きかった!…って、こんな書き方をすると珍しい動物みたいですが。笑)、初めて会った気がしない!と思いました。

黒沢さんとのメールのやりとりがまた濃くて、「これって本になるんじゃないの?!」とふたりで話したほどです。
いつか私のnoteで『がくちょとの往復書簡』コーナー作ろうかな。

そんなこんなで一年を終え、1期生の皆さんが卒業していきました。
卒業式って「ゴール」な印象ですが、佐久平女性大学の卒業式はゴール感がなくて、学生の皆さんの「スタート」で満ちていたんです。
卒業がゴールではなく新たなスタートだと思えるって、これこそ佐久平女性大学の目指すところだなと、本当に素敵な締めくくりでした。

さて、そして、第2期がスタートしました。
「入学式である程度お互いを知る機会が欲しかった」という1期生の皆さんの言葉があったので、自己紹介のワークを考えました。
それが「あなたの居場所はどこですか?」です。

「居場所」って、どこでしょう。
私の居場所は自宅のパソコンの前かな。
でもそれは単なる長時間いる場所です。
夫にも聞いたら「うち」と即答。
長時間いる場所は会社だけど、そこは自分の居場所とは感じられない。
家が居場所、くつろげる場所だと。
なるほど。

「居場所」っていろんな意味が含まれますよね。
夫のようにくつろげる場所を居場所と感じるか、はたまた自分がイキイキと活動できている場所を居場所と感じるか、もしかしたら普段全然いない場所(例えば、何かあったときに帰れる場所、ふるさととか)を居場所と感じるか。
「自分の居場所」って、思いや価値観が反映されるなと思いました。

じゃ、それをワークにしよう!と、今年は佐久平女性大学の入学式に合わせて、あなたの居場所ワークショップを開催しました。

2期生の皆さんになぜそこが居場所なのか話してもらうとやはり様々な理由が出てきたのですが、面白いのは多くの皆さんの居場所に「浅間山」が出てきたこと!
「そこから見える浅間山が…」
「窓の外の浅間山が…」
「ここにきて初めて浅間山を見て…」
などなど。

そうなんです。
佐久市から見える浅間山はすごーく印象的なんです。
八ヶ岳もよく見えるのですが、私もやっぱり浅間山の方が存在感があるなと思います。


佐久市役所8階から見える浅間山

山に囲まれた長野県、どこにいても四方八方に山が見えますが、その地域地域でシンボル的な山があります。
そういう山が心の支えになっている人が多いんじゃないかな。

私の心の山は「たかやしろ」(高社山)です。

https://www.city.nakano.nagano.jp/docs/2020093000020/file_contents/0904-05.pdf

たかやしろエピソードもたくさんあるのでそれはまたの機会に。

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