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#61 オープンキャンパスの話

大学生になろうと思っている皆さんの多くが一度は経験するオープンキャンパスというイベント。僕はコロナ禍が被ってしまったこともあり、実は一度も大学のオープンキャンパスに参加したことがありません。参加したことがあるのは、進学を希望した中学校と高校の学校公開程度です。
しかし、段々とオープンキャンパスも規模を拡大し、制限を緩和しながらの開催が叶うようになってきました。僕の通う大学でも先日、4年ぶりに無制限のオープンキャンパスが開催されたところです。
オープンキャンパスでは、各学部の模擬講義やゼミ公開、対象者ごとのお悩み相談やキャンパスツアー、学長を招いてのSDGsに関するトークセッション、学生寮の見学ツアー、サークルのミニコンサートといった、様々なイベントが企画されていました。大学のオープンキャンパスに大学生になって初めて参加した身としては、何もかもが新鮮に映りました。

オープンキャンパスに参加した大学に必ず出願、進学しなければいけない、というわけではなく、大学ってこんな感じのところなんだ! というような感覚を肌で感じることが大切だと思います。ぜひ、パンフレットだけでなく実体験も大切にしてみてください。

僕が自分の大学のオープンキャンパスに参加する中で感じたことは、やっぱり大学って良いかも、ということでした。自分の通う大学の素晴らしさ、というよりは、「大学」という場所それ自体への素晴らしさを感じました。知の集うところとして、必ずしも生産性が高くて平坦な道のりというわけではないけれど、回り道をしてでも人間の歴史を紡いでいく場所が大学だと感じました。そうした文脈の中で過ごせる4年間は貴重だろうなと。アカデミズムに飛び込むような経験を、これから大学生になる皆さんにはしていただきたいものです。(あまり勤勉なわけではない僕の分まで)

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