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#42 社会的共通資本としての歌_____いや飯野さんのステップ最高なんで!

https://www.youtube.com/watch?v=BXwWe85oVmE&list=RDBXwWe85oVmE&index=1

紅白で年越しの時代がありましたね。さて、これは1970年代 フジテレビ「夜のヒットスタジオ」。1976年ヒットの、あおい輝彦「あなただけを」。
リズムはラテン的な感じで、歌詞もいい感じなんだけど。

なんといっても、たまたまみたんですが、飯野さん(黒い服の人)のステップがうますぎて、笑顔が神。正統性が感じられるし、ダブルのスーツ着こなして、何よりみていて楽しい、音楽もキチンと作られている。アレンジも素敵。司会の芳村真理さんも東京的でいい。


年末の紅白の話を生徒としたけど、生徒のいう歌手の名前は、もはやわたしにはだれかわからない世代である。まあ、石川さゆり、がせいぜい。歌は、時代を反映するんだろうけど、何を言歌っているのか歌詞が聞き取れないのが、昨今の傾向か?。歌ってなんだ?

国民がもはや形式としてシステムに組み込まれ、「共通資本となる歌」とその歌番組としての「紅白」自体が、もはや国家社会システムで包括されて統制されている。演出がケバすぎたりする。メディアは権力装置である。もちろん、高齢化による世代の分断、包摂社会による格差の見えにくさと隠れた格差の存在があり、個人が孤立分断している時代だからこそ、皆の共有できる歌がないのか?と考える。あれ?童謡とか若い人知ってるんだろうか?

こうなると「紅白」も意味ない時代になって、あらたな「共通資本の歌」がいつできるか?。校歌や国歌も共通資本といえるほどに浸透しているか怪しいし限定的。そんなことを考えてこのビデオを繰り返しみています。

さて、年末と言えば第九。次は「共通資本の第九」の話をします。#43につづく。



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