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#31 最近の学び、というより、学びの種

僕は文系の人間です。そのせいだからでしょうか。色々な人の話を聞いていて、感銘を受けたり、感動したりすることがたくさんあります。
今回は、つい先日あった感銘を受けたことについて、自分の記憶が薄れてしまう前にここに書き残しておこうと思います。

僕は今、1年生ということもあり、大学でいわゆるリベラルアーツ的な科目を多く履修しています。専門科目や要件科目も含め、9月から12月にかけて履修している科目は12科目。その中の一つの授業で事は起こりました。授業題目は「自然災害と地域防災」。

この日の授業で扱った東日本大震災の津波の観測データについて、少し気になることがあったので、授業終わりに教授のところへ質問に行っていました。この授業は5限に設定されており、その後の授業はないので、2人で少し色々な話をさせてもらいました。詳しい内容は省略させてください。

そこでは専ら災害について話していましたが、ふとした折にウクライナ侵攻について話が移りました。その時に教授が一言、

こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、ウクライナの件を見ていて、人を恨めるだけマシって思っちゃうんだよね。自然災害だとどうしても誰も恨めない、みたいなことになっちゃうから…。

と。この、人を恨めるだけマシという言葉にとても大きな衝撃を感じました。冗談抜きで、泣くかと思うくらいの衝撃でした。もちろん、決して許される行為ではないですし、自然災害と軍事侵攻を同じ土俵で比較することも、見当違いも甚だしいですが、何だか僕の文系としての僅かばかりのアンテナはここに反応してしまったみたいです。

ここから何を学んだのか、何を学べたのかはまだ分かりません。ひょっとしたら、大学を卒業しても分からないかもしれません。
でも、僕は僕なりに頑張って考え続けていきたいなという思いをより一層強くした瞬間でした。それが、今の大学生の使命なのかもしれないです。また思考がまとまってきたら記事に出来れば良いなと思っています。
気分を悪くしてしまったらごめんなさい。でも、忘れてしまう前に残しておきたかったので、記事にしました。