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#13 学校の良さって何だろう?

こんにちは、久々の更新となってしまいすみません!宮沢です。
あっという間に9月になってしまいましたね。個人的には、もう少しだけ過ごしやすい天気になってほしいのですが、まだまだ残暑も厳しいですね。体調には気を付けたいものです。


先日参加させていただいたTwitterのスペースで「学校の良いところって何だろう?」というような話題が出ていたので、触発されて少し考えてみました。

僕の思う学校の良いところは、悩める場所だということです。

学生というのは、心理学者のエリクソンによって導入された心理的社会的モラトリアムの最たる例だと思っています。ある種の免罪符のようなものなのかもしれません。そのおかげか、様々な義務を減免されたり、権利を受けることができたりします。
そして、良くも悪くも学校は社会とは隔絶された空間です。なので、病んだり悩んだりしても、社会に出られている方と比べると、社会から置いていかれることは比較的少ないと言えると考えています。

これが、学生にとっては大きなメリットなのではないかと最近は思うことが多くなりました。自分の将来への期待を膨らませたり、逆に悩んでしまったり、はたまた絶望してしまったり…。自分の将来だけでなく、勉強や友人関係、課外活動、社会情勢などについても同じことがいえると思います。
こんなに実体が定かでないものについて悩めるのは、社会に出てしまうとなかなかできないことなのではないかなと感じています。

最近は「答えのない問いを考える力」などと言われますが、やはりそこに最も必要なのは悩める力であって、それを鍛えるには、学校という空間はもってこいなのではないかなと思います。

学生(殊に大学生)のことを「人生の夏休み」と喩える人がいます。言うなれば夏は短し悩めよ学生といったところでしょうか。というわけで、僕も悩み続けていきたいと思います。

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