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それを着た未来の姿が、今の自分を引っ張り上げていく

オーダーメイドで仕立て服を作ることを仕事にしていながら、

ただ今注文ゼロ真っ只中。


空いたスペースに宇宙から注ぎ込むものって?


そんなことを思いながら暮らしを紡いでいます。

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先月2020年5月。


お客様からオーダーを受けて仕立てた洋服を

全て納めました。


それから自粛期間を経て

新規オーダーがゼロの状態に。


そういう訳で、ここ最近毎日、

自分の服ばかりを仕立てています。



宇宙は、


スペースを埋めようと働きかけます。



だから、

今出来た自分のスペースに何が入ってくるのか。


その事に興味津々でいます。



6月も2週間を過ぎた今、

実はポツポツと兆しが出てきました。


宇宙がスペースを埋めようとしている、

その意思が伝わってくるような兆しです。


それに触れる前に、


ゼロになってからの今日までのストーリーを振り返りながら

少しずつ書き進めたいと思います。




さて...、

仕事時間を全て自分の洋服の仕立てにかけられる感覚は特別です。


納期も無く、好きなように好きなだけ自分の服のために時間を費やせます。


服を仕立てる楽しみが何にあるかと言えば、


『この服をどこへ着て行こうか』


そんな事を想像しながら

鏡の前で布を当てたり

デザインを考えたり。


それを身に付けた自分がどこにいるのか。

誰と何をしているのか。


そして、どんな氣持ちなのか。 


服というツールが一つあるだけで、

ビックリするほど具体的に未来像を思い描けて

未来にいる自分の氣分まで味わうことができるのです。


新しい服を着た未来には

まだ見ぬ人との出会いや

大切な人たちとの

今はまだ想像もつかない出来事が待っている。



頭の中には、それを着た自分が既にいて、

その姿が今の自分を引っ張り上げていく、



そんな力強いエネルギーを感じています。












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