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作曲家か、否か?~音楽と肩書き~

 はじめまして。作曲家…かもしれない者です。笑
 平日の昼間は指導員や講師として子どもたちのいる職場で働き、夜や休日に音楽をつくったりしています。一応作編曲をさせていただいた際は、作曲家や編曲家としてご紹介いただきますが、ゆるい人間で、あまり堅苦しいのは性に合わないなと最近気づいたところです(笑)人や生き物、自然が好き。言葉や音が好き。noteでは、人間や創作に関する話題を中心に、できるだけポジティブで深いと感じたことを書けたらと思っています。  

 先月、自作曲を発表するYoutubeチャンネルをはじめました。理由は単純で、コロナ禍でも多くの方に曲を聴いていただけるプラットフォームだと思ったからです。収益を得るという面では今のところだいぶ先は長いですが(笑)、動画を作る過程がとても面白く、映像と音楽をリンクさせたり、メンバーと意見を出しあったりする中で見えてくることが沢山あって、作るたびに幸福感を味わっています。

 今回、チャンネル名を考えるにあたり、”作曲家”と名乗るか否か、非常に迷いました…作曲家といえば、音楽室に肖像画が並ぶような歴史に残る偉大な作曲家たちがいる一方、今は様々なツールを用いて誰でも(AIですら)曲をつくることができ、作曲家を名乗ることができます。作曲家という響きはかっこいいと思います、おそらく…ですから、名乗ったほうがもしからしたら印象は良いかもしれない、仕事してる感もある。でも一方で、まだまだ勉強中の身…名乗っていいのだろうか?といつも思います。まあ作曲家かどうかなんて、他人が後から決めることですから、どうでもいいのかもしれませんが。

私の書く作品は、「優秀」かというとたぶんそんなことはありません。メジャーなジャンルでもありません。でも、なぜか「感動しました」と言っていただけることが多い。色々なメディアが溢れ欲しいモノが手に入りやすい現代の日常生活において、「感動」することなんてそう多くはないし、ずっと、お世辞なのかと思っていたのですが、(お世辞の人も多分いるけど笑)そうでない人も結構いてくれてる、と気づけたのが最近の嬉しかったこと。日本には謙遜の文化がありますが、ポジティブな言葉をもっと素直に受け取ろうと思うようになりました。 

 「心が動きました」「涙が出ました」「何度も聴いています」。こんな嬉しいことを言っていただけるなんて。…これ以上ない幸せだなと思いました。もしかしたら今、「作曲家」している、かもしれない。音楽を仕事にしようとすると、難しい面が沢山あると思います。でもできることなら、肩書にとらわれず、他人と競うことなく、できるだけ純粋な気持ちで曲を書き届け続けたい。これからも心を込めて丁寧に作っていきます。ぜひ、お聴きいただけましたら幸いです(*^^*)


チャンネルのリンクはこちら▼

https://www.youtube.com/channel/UCvIaV1kPfCC3ScQZzJuMrpw

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