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知らないからできない、知っているけどできない、知っていてかつできる、は、それぞれ違う。

最近、オンライン英会話をやっている。
もともと子どものために始めたものだが、サブスク制で家族も使えるので、余ったポイントがもったいないと思って私が使っているのだが、むしろ私の方がはまっている。
私は英語が全然できないけれど、子どもたちの夏休み中、毎朝10分やってたら、なんとなくちょっとずつわかるようになってきた。
学校と幼稚園が始まって、なかなか毎日は難しくなったけど、子どもたちの送りが終わって時間があれば、なるべくレッスンをうけるようにしている。

この、10分、という時間が、続けれらる秘訣だと思っている。

本当は10分と25分が選べるんだけど、私は敢えて10分を選んでいる。
苦手なもの、頭の中の引き出しにないもの(いや、あるのかもしれないけど相当奥にしまいこんでいるもの)に集中するのは、そんなに長い時間できるものじゃない。
しかも、会話。
相手は日本語が話せない外国人。
なんとか英語でつなぐしかない。
10分という時間は、ちょっと物足りない、でも、確実に一つはモノにした、という感じ。

ところで、先日のレッスンで、「ボキャブラリーが少ない」という指摘を受けた。
で、どうやったらボキャブラリーが増えるのかな、しかも日常使わない言語で。
出る単とか買う?
とか思ったけど、単語で覚えてもいざ外国人との会話、となった時に使える気がしない、と思って、いろいろググってみた。
そしたら、やっぱり文章で覚えるのがいいそうで、日記を英語でつけると良い、とのこと。
なるほど。やってみよう。
と思ったけれど、夜はドタバタ忙しすぎて無理。
なので、英語のレッスンが始まる5分とかの時間を利用して、
「今日はあいさつのついでにこんなことを話してみたいな」
と思うことをグーグル翻訳で訳してもらって、それをノートにメモっておく。
そうすると、レッスンの最初、「調子はどう?」とか「日本の天気はどう?」みたいな話の時のバリエーションができる。
で、実際使ってみる。

問題は、四十路の脳みそでは、一回書いて言ってみたくらいじゃ頭に入ってこないってこと。
だからと言って、それを暗記するまで練習するぞ、という気概もないので、しつこく毎日使ってみようと思う。

あと、先生に聞かれて困ったこともメモっておいた。
私の引き出しにない英文で聞かれても、答えられない。
聞き取れたとしても、答えの引き出しは空っぽだとダメ。
だから、それもメモっておいて、一応の答えもメモっておいた。

簡単な英文。中学英語。
昔テストの点数が良かったからと言って、取り立てて役に立たない過去の学び。
でも、中学英語で会話はイケル、というのはなんとなく安心。
でも聞けないと話せないし、知らないと話せない。

なんか、目的や目標のない学び、って、人生で初めてかも。
なんにも目指していないので、すごく気楽ですごく楽しい。
できてもできなくても別に困らないけど、確実に自分が成長してる感。

それにしても、しゃべる、ってなんて楽しいんだろう。
日本語でおしゃべりするのも大好きだけど、たとえよくわからない英語でも、人と話すって楽しいな、言葉を使うって楽しいな、と、改めて思ったのでした。

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