はやさかみちこ

宮城県仙台市在住。 元高校教諭。 現在自宅を中心に音楽教室を主宰。 7歳(小2)と4歳…

はやさかみちこ

宮城県仙台市在住。 元高校教諭。 現在自宅を中心に音楽教室を主宰。 7歳(小2)と4歳(年中)の2人の男の子の子育て中。 小1の壁にぶつかり、子どもも自分も納得のいくライフスタイルを模索する日々。 後進指導で自宅教室の経営について、レッスンの作り方についてのサポートもしています。

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通級指導

今年から、長男が通級指導に通うことになった。 通級とは、特別な授業を受けに、学校の授業時間内に近隣の学校に行くことだ。 昨日は初めての通級。 息子は最初は緊張していたようだったが、先生方の温かい声がけにすぐに打ち解けて楽しそうに活動していた。 うちの息子は、ギフテッドではないけれど、かなり言語理解が高く、その他は平均並という超突出型の発達凹凸。 周りから「ギフテッドなんじゃないか」と言われて発達支援センターに行ったけれど、平均値130は超えてなかったのでギフテッドではなか

    • 父のための買い物

      父の香典返しの品を、母と買いに行った。 葬儀屋さんのカタログから選ぶこともできたし、そうすれば挨拶状もセットで付いてくるのだけれど、母と私は、自分達で用意することを選んだ。 「香典返し」と言っても、通夜、葬儀、自宅に弔問に来ていただいた方にはもちろんその場でお渡しする物はあって、ただ、多く包んでくださる方がいて、用意したものだけではちょっと足りないね、という場合がある。 それ以外に、お香典を郵送で送ってくださった方、弔電を送ってくださった方、お花をくださった方等々、いろいろ

      • 父を看取りました

        3月15日 大好きな父が天国に旅立ちました。 「大好きな」と表現することができるので、なんか良かったなと思います。 表現するの難しいのですが、「大好きな」と言える、思えることに、私と父の関係性やたくさんの思い出、感謝が詰まっているのです。 「大好きな」と言える自分で良かった。 伝わりにくいと思うけど、ただそれだけなのです。 父は今年になって、急にガタガタと体調が悪くなり、なんだかあっという間に行ってしまいました。 病院に入院することになった時、すでに状態は良くなく、父が私

        • 「学校」が合わない子ども

          小2になった長男が、学校から算数のテストを持って帰ってきた。 100点だったのに、何故か何やら赤が入っている。 それがこちら。 めだか「ちゃん」 かめ「ちゃん」 ざりがに「ちゃん」 問題のほぼすべての解答にこの「ちゃん」を付けた長男。 に私は大爆笑だったのだが。 長男は生き物が大好きなので、無機質な解答に淋しさを感じたらしい。 「けします」 いや、そりゃそうだ。笑 先生は正しい。 私が教員だった頃は、答案はメタクソに厳しく採点していたので、誤字脱字読めない字は全て

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        記事

          レッスン論

          小学校3年生から通っていた生徒、昨日が最後のレッスンだった。 中学生になって、これからもレッスンを続ける予定だったけど、部活をやりたいこと、最近オーケストラにも入団し、新しい楽器を始め、その楽器のレッスンに通う必要が出てきたため、やむなくピアノは諦める、という決断に至ったそう。 残念だけれど、仕方がない。 ピアノとの出会いがあったからこそ、その子は新しい楽器に挑戦してみようと思えた。 そしてそのオーケストラは私の古巣でもあり、私の後輩になったということはとても喜ばしいことだ。

          砂時計で紅茶を淹れる

          【砂時計で紅茶を淹れる】 ⁡ 最近というわけではない。 長男に対してのイジワルが止まらない。 しつけじゃない。 叱るでもない。 ただ自分のモヤモヤやストレスを解消するために、あたっているだけだと思う。 私の意のままに動かしたい。 私の思う通りに在ってほしい。 そんなこと無理だし、そんなの私のエゴだし、ということをわかっているつもりなのは表面上で、もっと深いところでは理解してないというより、拒否しているのかも。 ⁡ お腹の中で大事に大事に育ててきた初めての子ども。 絶対に無理し

          砂時計で紅茶を淹れる

          息子の言葉が刺さった話。

          「ママ、レッスンのお仕事楽しい?」という、長男の言葉が、思いの外深く刺さっている。 そこに自分の迷いがあるのかもしれない。 私がやりたいのはこの仕事じゃないのだろうか。 と、ぼんやり考えながら、今日はカウンセリングに行った。 昨日書いたように、私は教師時代の充実感が忘れられず、今の仕事に満足感を感じていないのかもしれない。 「教師時代の充実感は、どんなことで感じていたのか?」 と聞かれて、 ●卒業しても会いに来てくれたり、結婚式に呼んでくれたり、という「慕われていた」感は

          息子の言葉が刺さった話。

          仕事の精神性

          「ママ、レッスンのお仕事って楽しいの?」 と、唐突に長男に聞かれた。 「楽しいよ。なんで?」 と聞くと、 「なんか、レッスン覗きに行くと、ママいつもニコニコしてないから。」 と、言われた。 それは君らが邪魔しに来るから怒っているのじゃ!! 「レッスンは楽しいよ。 楽しいけれど、なーんもしないでお金が入ってくるならそっちの方がいいな。 ぐーたらして過ごしたい。」 と言ったら、 「そんなことあるわけない。」 と、冷静に小1にダメ出しされた。 「でも、どうせやるなら

          SNS断捨離

          しばらくSNSから離れていました。 なんか、SNSを見ると、心がザワザワしてしまって。 そして、自分に必要のない情報も取り込まれてしまって、脳が混乱している感じがして。 私は人よりも少し神経が敏感なので、情報にいちいち振り回されてしまう。 情報が、必要以上に自分の中に入り込んできてしまって、まるで、SNS上にあるものが、自分を取り巻く世界の全てであるような錯覚が、もはや錯覚と思えないほどに脳を占拠していた気がする。 SNSを2ヶ月くらい離れていて、だいぶすっきりした。 自分

          知らないからできない、知っているけどできない、知っていてかつできる、は、それぞれ違う。

          最近、オンライン英会話をやっている。 もともと子どものために始めたものだが、サブスク制で家族も使えるので、余ったポイントがもったいないと思って私が使っているのだが、むしろ私の方がはまっている。 私は英語が全然できないけれど、子どもたちの夏休み中、毎朝10分やってたら、なんとなくちょっとずつわかるようになってきた。 学校と幼稚園が始まって、なかなか毎日は難しくなったけど、子どもたちの送りが終わって時間があれば、なるべくレッスンをうけるようにしている。 この、10分、という時間

          知らないからできない、知っているけどできない、知っていてかつできる、は、それぞれ違う。

          「決めた」こと

          この3月で、土曜日のレッスン全てと、実家岩切での教室を終了することを決めました。 理由は、子どものメンタルケア、両親の体調面、自分の心身面の調整です。 開講当初は、もちろんずっと続けるつもりで始めました。 でも、子どもたちの成長と、取り巻く環境の変化、予想と違ったことなど出てきて、悩みに悩んだ末の結論です。 今日は岩切教室最後のレッスン。 「この教室がいい」といって、他の教室に行きたがらない、と、お母さんが言っていました。 ありがたい。 そして切ない。 本当にごめんね

          「決めた」こと

          やりたいことを、やらせてあげる

          やってみようかな。 と、思って、ずっとくすぶっていたことがある。 ⁡ それは、 ⁡ 「相談業」。 コンサルティングとか、カウンセリングとか、そんなところです。 ⁡ そこそこ人生経験も増えてきて、私は「言葉」にすることが得意なので、お役に立てることもあると思うのです。 ⁡ くすぶっていた理由は、 SNS上に、なんかすごそうな人がいっぱいいるから。 私なんかが別に新規介入しなくても、教室起業のことにしても、ママ起業のことにしても、ワークライフバランスのことにしても、音楽教室のこと

          やりたいことを、やらせてあげる

          死ぬ、のリアル

          【死】について考えるようになったのは、子どもを妊娠した時だった。 ⁡ 「私が死んだらこの子も死ぬ」 それが怖くて怖くて仕方なくて、【死】に繋がる要素を少しでも減らしたくて、それと、誰かを轢いてしまうのではないか、そしたら私は殺人者で、お腹のこの子は殺人者の子どもになってしまう、ということが異常に怖くて、妊娠7ヶ月の時車の運転をやめた(今はしてる)。 ⁡ その後、子どもを産んだ後も、自分が死ぬこと、子どもが死ぬこと、自分が事故を起こしてしまうのではないか、という恐怖を背負って生

          死ぬ、のリアル

          美容師さんの、妙に腑に落ちた話

          今日は髪を切りに行きました。 2ヶ月に1度、通ってます。 25歳くらいの時からずっと同じ美容師さん。 ⁡ お店が変わっても、独立してからもついて行ってます。 ⁡ なぜずっと同じ美容師さんか。 ⁡ 腕が良いから。 ⁡ はもちろんだけど、人柄が好きだから。 ⁡ 美容室に行くことは、私にとってはカウンセリングなのです。 ⁡ 特に、起業してから、そして、美容師さんが独立してからは、個人事業主としての話も盛り上がる。 ⁡ ⁡ ⁡ で、今日の話。 ⁡ 昨年、なんか疲れてしまって、仕事が楽

          美容師さんの、妙に腑に落ちた話

          1/3 3good

          1/3 今日の3good。 ①子ども達と遊びに行けてほっこり。まだ体調が回復せず雪山には行けないけど、子ども達が限界なので感性の森へ。嬉しそうだった。 ②昨日義妹からもらった鍋の〆用ラーメンがおいしかった。作ってくれたのはもちろん夫。夫の料理の腕がどんどん上がる。ありがたやありがたや。神夫。 ③新たな発信を始めて、新たなことに気付く。 3日坊主を乗り越えた! 明日はようやく病院が開くので病院に行きます。 喘息になってないといいな〜。

          在り方を決める。

          「セルフブランディング講座」というのを受けた。 在り方。 音楽教室を始める時も、それからも、自分がブレてるな、と感じる時は、いつもこの「在り方」のことを忘れていた。 職種にもよると思うけど、私のような職業は、この、自分の「在り方」というのが大切な気がする。 「やり方」じゃなくて「在り方」。 というようなことを言われた時、 「ほんとそうだな」 と思った。 音楽教室を立ち上げて5年。 小さな子どもを育てながら、稼働できる枠は全て埋まり、立ち上げ当初、隔週午前中しか

          在り方を決める。