見出し画像

【事例付き】どんな記事が読まれるのか?

「あーせっかく書いたのに読まれない!」
「どうすればアクセス数(ページビュー数)って上がるんだろう?」
「どんな内容の記事が読まれるんだろう?」

よくいただく質問にお答えします!

どんな内容の記事が読まれるかは、対象ユーザーにより異なるので一概に言えません。
ただ、調べれば簡単にわかります

本記事では「読まれる記事の書き方」について、書き方の流れを事例付きで具体的に解説します!

<書き方の流れ>

  1. どんな内容が読まれるのか調べる。

  2. オリジナル記事を書く。

  3. タイトルの作成に全力を尽くす。

■ この記事を書いている人
・Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・Webライティングの講義を担当している。


0. 前提

  • 本記事は、小説やエッセイなどの芸術的な文章は対象としていません。

  • 一般的な実用記事(解説型・体験型どちらにも使えます!)を対象としています。

1. ニーズの高い内容を書けば読まれる

「自分が書きたいこと」と「ユーザーの知りたいこと」の重なる部分を書く(『一生使える Webライティングの教室』P007)

どんな記事が読まれるのか?

対象ユーザーにとってニーズの高い記事を書けば読まれます。

「自分が書きたいこと」と「ユーザーの知りたいこと」の重なる部分を書くとよいです。

2. 私のnoteの紹介

私は、Webライティングに関する記事を書いています。

私のnoteは、毎月1記事数万アクセスに達するものもあります。
検索エンジン経由で流入するユーザーが多いです。

2022年はnote公式からよくピックアップされていたので、3日間だけアクセス数が急増することがありました。

しかし、noteのアクセス数はページの閲覧数ではなく、タイムラインなどの一覧ページに表示された回数もカウントされています。
実際はそんなに見られていないのです。

今回ご紹介する記事はスキ数が少ない(115スキ)です。
しかし、アクセス数は多いのでご安心ください。

一般ユーザーはスキする習慣がないので、スキ数はあてになりません。

noteユーザーは日本人口の5.8%:733万人(2023年11月)。
(複数アカウントを持つ人もいるため、実際のユーザー数はさらに少ない)

3. 記事の紹介

1)アクセス数急上昇中の記事の紹介

今回事例として取り上げる記事は「「思う/思います」多用問題を徹底解決する3つの方法」です。

数ある中で選んだ理由は、アクセス数急上昇中だからです。
特に5月以降の伸びがよいです。

(原因は何だろう?)

原因は検索エンジンにありました。

  • 「思う 類語」では上位(Goo!辞書、類語辞典の真下)にいる。

  • 他にも様々なキーワード検索で上位表示されている。

2024年3月、Googleはオリジナルでないコンテンツの40%を削除すると公表しました。

具体的には、主にAIライティングによるぱくり記事をサイト単位でばっさりと削除!
すっきりしましたね。

そして、私の記事は検索結果で上位にランクイン。
検索経由でのアクセス数が増えました。

上位表示された理由について、あるアメリカ人のリサーチャーによる考察が大変参考になります。
ぜひ紹介したいのですが、長くなるので別の機会に書きます。

2)AI時代でも検索エンジンは必要

いまのところAIは完璧ではないので、検索エンジンも使用される傾向にあります。

私は、日ごろは企業向けにその企業のホームページを検索結果で上位表示させる対策をしています。

具体的には、ユーザーにとって有益な記事を(ホームページに)定期的に増やしていく作業。

ライター、カメラマンとともに毎月クライアント先に訪問して、新しい情報を得て作っています。

クライアントのアクセス解析をしていて気づくのは、検索流入が増加していること。

検索エンジンはまじめに作った記事を評価してくれるようになってきている。
(うれしい!)

4. 書き方の流れ

ここからは、書き方の流れを紹介しましょう!

1)何を書こうかな?

記事「「思う/思います」多用問題を徹底解決する3つの方法」について。

書いたきっかけは、内容は良いのに文末に「思う」が使われすぎている本を読んで読みにくさを感じたからです。

(この本、もったいない!)

私が違和感を覚えるだけなのかな?

2)キーワード調査をする

他の人はどうなのかな?
ちょっと調べてみよう!

キーワード調査ツールUbersuggestで調査してみました。

キーワード調査ツール Ubersuggest

ツールに「思う」と入力すると「思う 類語」で月間4,800回検索されています。

(他の言葉に言い換えられないか調べている人がけっこういるんだ!)

具体的に「すごいと思う 類語」等で検索している回数を入れると1万回を超えます。

(「すごいと思う」は私もよく使うなあ)

3)もっと調べる

もっともっと調べてみよう!

  • 様々なサイトで「思う」の言い換え/類語を質問している人がいる。

  • 作文、読書感想文で「思う」禁止令の出ている学校まである。

そういえば、元読売新聞の論説委員で『「編集手帳」の文章術』の著者・竹内政明さんもおっしゃっていた。
ご自身の文章の一番の問題点は「思う」が多すぎることだと。

読み返そう!

竹内政明、『「編集手帳」の文章術』、文藝春秋、2013年1月(筆者撮影)

日本語に関する論文で「思う」について考察されたものはあるのかな?
Google Scholarで調べてみよう!

Google Scholar

4)ひらめく

先人の考察や提言から「思う」の多用問題を解決する着想を得ました。

(私ならWeb上にない新しい情報を出せる自信がある!)

そこで書くことにしたのです。

5)書く

以下の順序で書きました。

  1. 仮タイトルを作る

  2. 見出しを書く

  3. 各見出しに情報(文章)を入れていく。

(書き終わった、ふう)

見直しもしました。

6)タイトルを作成する

さあ、ここから一番頭を使う作業がはじまります!

(タイトルの作成に気合いを入れる!)

  1. 20案くらい作る

  2. 1案に絞る

  3. ブラッシュアップする

タイトルが心惹かれるものでないとすべてが水の泡になってしまう。
クリックしてくれる人がいないからです。

何度も考え直して、ようやく完成!

7)SNSで発信する

記事を書いたら、SNSで発信します。

5. まとめ

「どんな記事が読まれるのか?」

私が日ごろ書いている流れを事例付きで具体的に紹介しました。

以下の流れで書くと読まれる記事ができ上がります!

  1. どんな内容が読まれるのか調べる。

  2. オリジナル記事を書く。

  3. タイトルの作成に全力を尽くす。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

6. おわりに

コメントへの返信について

noteにいただくコメントは長いので(ありがとうございます!)、どう返信しようと考えているうちに機を逃してしまい、返信できずに来ました。

Xでは返信します!

タグ付け(@MichikoKatagiri)いただくと私に通知が届くので確実です。

お礼

スキ、Xシェア、マガジン登録してくださる方、いつもありがとうございます!

お願い

♡マーク(スキ)はnoteの会員登録なしでも押せますので、いいなと思ったら是非クリックをお願いします。


もし気に入っていただけたらサポートいただけると嬉しいです。クリエイターとしての活動費に使わせていただきます。